半刺直樹
曲を作っています。
でもなんというか……こもった感じというか……ハイのヌケとステレオ感が足りないというか……なんちゅうか本中華な感じでモヤモヤ~っとしてたんですよ。
あまり良くない感じの音で作業していると、なんだかやる気も出ず……それで中断してしまうことも多々。そしてふて寝。というのを繰り返していたんですが、今日、突然「……あっ!!!!!!!!!!!!」と思いまして。
「これの時、配線回りいじったなあ……まさか……」と思ってイヤホンジャックを確認したら……奥まで刺さってなかった……。それだけ~~~!!??
で、ブスッと奥まで刺した瞬間、ブワッと広がる気持ちの良いステレオ感……。
そんなことで3日も無駄にしたのか……基本的にそういう人生だけど。
おわりです。
以下、最近よく見ている動画のご紹介をさせていただきます。
元ZAZEN BOYSのスーパーベーシスト、吉田一郎氏のソロプロジェクト『吉田一郎不可触世界』のバンド編成のライブから、『B面のまほろば』。
吉田氏はプレイはもちろんのこと、作る曲も大好きなんですが、このライブ映像は最&高の一言ですね。これだけハイレベルなベースプレイをぶちかましながら歌えるのは本当にすごい。
『四丁目の夕日』の主人公、別所たけしのような吉田氏のファッションも実にクールであります。ぜひご覧あれ。
YouTubeで偶然見て、一瞬でファンになってしまったStacey Ryan氏によるMicheal Jackson『Rock with you』の弾き語り。
元々大好きな曲なのだけれど、また本家とは違う良さがあって最高なのです。
何が最高かっていうとサビ前「You gotta feel that heat」の「feel that heat」をマイケルは「フィール、ザット、ヒート」とサラッと歌うんですがステイシーさんは「フィール、ザット……ヒィィ↑ート」と粘るような感じでためて歌うんですね。そこが最高なんですよ。わかりづら。まあまあ、とりあえず聴いてみてチョーダイ。
最後はドイツのミュージシャン、Martin Miller氏と彼のバンドによる『The Ultimate 80s Medley』。
これはもうなんちゅうか本中華(本日2回目)、とにかく全員の演奏のクオリティが高くて、失礼ながら「ご本人より上手いのでは?」と思う曲も。
たぶん基本的にライブレコーディングだと思うんですが、そうは思えないほどの安定感。これを見るたびに「あぁ、俺って下手なんだな……」と思います。心がつらい。
80'sのカルチャーって、ちょっと前まで「クソダサの象徴」みたいな感じだったと思うんですが、ここ数年でガラッとイメージが変わりましたよね。
僕は自分が青春を過ごした00年代よりも70~90年代のカルチャーに興味がある人間だったので、今のこのブームはうれしい限りです。高校生の時、父親が10代の頃に来ていたジージャンを着て外を歩いていたら他校の学生にめっちゃ指をさして笑われたことがあって、軽くトラウマになってた経験があるんですが、今はそういう格好も堂々と出来るからうれしい。
そして冒頭で言ったように今僕は80'sを感じさせるような曲を作っております。80's最高だよネ~。