【SaaS導入】#8 構築・テストフェーズ
こんにちは〜インフラエンジニアのtamolabです!
皆さんの事業や会社でクラウド導入を考えたことはありますでしょうか?特に最近はリモートでの業務が当たり前になってきている中で、皆さんや会社の資産・情報をどうやって守っていくのでしょうか。低価格で短期間に解決できるのがSaaS導入(クラウド製品)だと思います。
しかし、個人がGmailなどを取得する感覚でSaaS導入を開始することはお勧めしません!
私は過去にいくつかの製品を10000人以上の展開に携わってきました。(製品名は伏せます)そこで学んだ計画から導入までのノウハウをここに記載したいと思います!また、これらのセッションでは、上長や執行役員に説明するときも話がぶれない・提案を否定しようがないように構築しています!
【サマリー】
1. PJ計画フェーズ
2. 要件定義フェーズ
3. 調達フェーズ(検証用)
4. 検証フェーズ
5. 設計フェーズ
6. パイロットテストフェーズ
7. 調達フェーズ(本番用)
8. 構築・テストフェーズ
9. リリース準備フェーズ
10. リリースフェーズ・展開後の対応フェーズ
1. 本フェーズの概要
本フェーズはリリースまでの最終調整や残タスクがないかの確認を行います。また、このフェーズでドキュメントなどの整備も行います。
2. 本番環境構築
いよいよ本番環境の構築を行います。注意事項は主に下記の3点です。各項目で抜け漏れがないように適宜レビューを行いましょう。
・検証環境で検証を行なった設計に沿って構築を行う。
・運用作業が発生する場合は、手順書や申請書、依頼フォームなどを作成しておく
・構築手順は残しておく。
3. ドキュメント整備
本番環境の環境ドキュメントや運用手順書、作業履歴を決まった場所にまとめておきましょう。特に、引継ぎを行った際に第三者が見てもわかるようにしておくことが大切です。以下はそのドキュメント例になります。
・サービスマニフェスト
・構成図
・設定項目
・設計ドキュメント群
・運用手順書
・作業履歴
・情報台帳
4. テスト
本番環境の構築が完了したら、構築に不足がないようにテストを実施しましょう。
5. 各種調整
リリース前に必要な社内調整、設計、リリース調達などは、この段階まで完了している想定ですが、漏れているのがあればこのフェーズで対応しましょう。例えば以下のような調整事です。
・法務相談(個人情報保護対応)
・SaaSへのデータ委託に関する相談
・セキュリティ関係の相談
・ソフトウェアの利用に関する相談
・特殊な端末の対応確認(iPad, Android含むサポートする端末の対応)
6. キーワード
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