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2022年は「外」に出る年に

改めて、あけましておめでとうございます。

noteのロゴのとなりにしめ縄がみえるうちはお正月。例年しっかりした新年の抱負というものはあまり立てないのですが、せっかくなので2022年をどんな年にしたいか書いてみます。

まずは去年のふりかえりから。

2021年は「本と旅」の年でした

引き続き感染症とともにある一年でした。基本的にリモートで仕事をしており、このスタイルは今後も変わらない予定ですが、2020年にはあまり感じていなかったストレスを感じるようになった年でもありました。

そんな中でもある程度やれてよかったなと思うことは二つ。本と旅です。

読書

2020年末に立てた読書の目標は年間80冊(最低でも60冊)でした。ふたをあけてみれば、2021年には109冊読了していたのでこちらは達成です。やったね!

そもそも目標が低すぎたのかとも思ったけど、実際2020年は50冊くらいしか読めていなかったので、妥当っちゃ妥当だったのかと。

パンデミック以来、小説の割合がかなり増えたことと、読む習慣づけができたこと、あとはそれらの要因によって単純に読むスピードが上がったというのが理由かと思います。

読書の習慣化については、とくに細かいルールは決めていませんでしたが、予定のない平日の夜や休日の昼は、なんとなく常に本を読んでいました。あと、外出時はたいてい一冊は持ち歩いています。

去年の読書記録をみると多いときは月に17冊、少ないときは3冊、とかなり変動しています。カロリー高めの本があるときや、心身の調子が悪いときは冊数も減るので、今年も引き続き読みたいときに読みたいだけ読めればいいかなという感じです。

47都道府県の旅

学生時代から国内旅行が好きで、社会人になってからもちょくちょく旅に出ていました。25歳くらいのときに「20代のうちに47都道府県を旅しよう」と思い立ち、けっこう着実に進めていたのですが、残り2県というところでパンデミックに。ちなみに30歳の誕生日は2021年の12月でした。

当然旅行にはいけず「無理かな…」と気を落とす日々。感染者が減ってきたタイミングやワクチンの摂取状況を見計らって、昨年の11月に最後の未踏の地、山口に行きました。他にも箱根など近場で短めの旅をしましたが、パンデミック以降、旅行の主目的が外でのアクティビティではなく、宿そのものや料理を楽しむことに移行したことは一つの大きな変化でした。

なにはともあれ、山口旅行をもって47都道府県の旅を完遂。初めて一人旅にでた大学1年の夏休みから、あしかけ11年。ひとまずは達成感と安堵のお雑煮状態です。

山口・唐戸市場の巨大ふぐもマスクをしてました
2021年に行けた、念願のスイデンテラス(山形)。
サウナとセットの水風呂がギンギンに冷えており最高でした

この自分本位な目標は、全国の医療従事者や感染対策の前線にいる方々の動きがなければ到底実現不可能なものでした。だからというわけではもちろんないですが、一日もはやくすべての人が安心して生きられる世界になることを今年も祈っています。

本と旅。矢印のむく方向は真逆の行為ですが、「見たことない世界を見にいく」という点では同じだなと思うなど。

2022年の目標

去年はどんな目標立てていたのだっけとnoteを見返したところ、どうやら去年は新年の抱負を書いていなかった。昨年の1〜3月は仕事がかなりハードモードだったので(自分比)、noteを書く余裕すらなかったと思われる。

今年は3つの姿勢を大事にします。旅はあえて目標にしなくても、行けるときに好きに行くはずなのでとくに定めずにいきます。

外に出る

物理的な外出や旅行がもっとできるようになるのが一番ですが、世界的にもまだ油断ならない状況なので、どちらかというと概念的な意味合いがつよいです。

一つはもっといろいろなnote+αを読むということ。そしてもう一つは、日々のアウトプットをもうちょっと気軽にやっていくということ。
いまだにnoteひとつ書くのにすごい労力がかかるので、それをなんとかしたい。まずは、トップに固定しているプロフィールnoteがもう2年も前のものなのでアップデートする。あとこれからは仕事のことも少しずつ書きたい。実は仕込んでいる記事が一つあるのだが、5000字オーバーの誰も読まない大作になってしまっているのでそれをなんとか料理してリリースしたい。

あとは、今まであまりやってこなかったこととして外部のコミュニティにもう少し出ていきたいなと思っている。今は、プライベートでHafHという旅のサブスクサービスのコミュニティに入っている。入っているけど、ちゃんと活動できてるとは言えない…ので、HafHだけでなく興味のあるコミュニティに入って、発言やリアクションである程度貢献するところまでやりたい。

まとめると、これまでの生活圏やコンフォートゾーンから、少しだけ概念的に外に出ていく一年にしたいです。

何もしない(考えるための)時間を取る

一つめとは逆の動きですが。最近考えていることやnoteなどでの表現が若干使い回しっぽくなっており、昔の文章をふりかえると今よりはるかにしっかりものを考えているように感じることが多々あった。なので、インプットしたものをちゃんと消化、練り直す時間が必要だなと思っている。

自分の部屋でも出先の喫茶店でも旅先でも、場所はこだわらず、観察と内省のために立ち止まるということを意識的にやりたい。

持続可能に暮らす

ちょっと波に乗っかる感じになってしまったのだけど、大きいことを言いたいのではなく、ヘルシーに生きたい…くらいの気持ちです。

使えるリソースが無尽蔵にあることよりも、少ないリソースで半永久的にやっていけることのほうがずっとヘルシーだと思っている。それは物理のお金や空間、時間や体力や気力など、あらゆるレイヤーで言えることだとも。

具体的なモノでいうと、去年大幅に増えた本や服を、今ある収納におさめるとしたらどれを選ぶか?という視点で整理したり(現状どちらもかなりはみだしています)。可処分時間は読書に全振りでもいいけど、少しはピアノの練習を入れてみるとか(せっかく買ったのにぜんぜん弾いていない)。

昨年末に風邪をひき、年始もずっと治らず完全に寝正月だったので、からだの健康にはとくに気をつけたい。30代にも突入したし。
リモートワークが2年目に入り、運動量は激減したものの思ったより体重には変化がなかった。ただ全身の肌が弱くなったり健診でも引っかかる部分が出てきたりしているので、自分を過信せず労っていきたい。

心身の調子がいいときは読める本もそれなりに増えるので、読書量はある意味で健康のバロメーターになっている。去年の状況をふまえて、読書の目標はちょっと高めの120冊にしてみようかな。


こんな感じの2022年にしたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします!


ちなみに、トップ画のカレンダーはD-BROSというブランドのものです。フォントが毎年かわるのですが、今年はGillSansという書体とのことでした。シンプルでかわいいのでここ8年くらいリピートしています。

これから今年の分を買う人は少ないと思うのですが、来年度のご参考までにURLを貼っておきます。


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漆畑美佳
最後まで読んでいただき、うれしいです。 サポートをいただいたら、本か、ちょっといい飲みもの代に充てたいとおもいます。