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日記 0212

いま、私のベッドは一年でいちばんあたたかい。

というのも「毛布+羽根ぶとん」という、世界でも類を見ない二大あったか巨塔が敷き詰められているからだ。

真冬だし、外に出れば居ても立っても居られない寒さだけれど、やっぱり寒い日のふとんは格別だなあと思う。
暖房よりこたつより、ふとんが好きだ。なんでだろうな。

駄文はさておき、今日参加した読書会のことを。

flierという、本の要約サイトがある。
少し前にアプリをインストールしただけで、私もあんまり使いこなせていないので、説明はこちらをご参照ください。

最新の書籍の要約を無料で読めるというサービス。(ビジネス書が多い)
これを使った読書コミュニティの体験会が、今夜開催されるとのことで、応募して行ってみた。

私自身は、読書ってすごく内向的なものであって、個人的な世界で完結する楽しみだと思っていた。
何か同じ文章を読んで、大人が思うことを好きなように話し合うということ自体が新鮮だったのだけど、ワークの内容そのものもすごく面白かったので記録しておく。

進行役のファシリテーターはグロービスで15年ほど教えていた方で、みんなに問いかけ→意見を吸い上げ→控えめながらもキレのある言葉でまとめる一連のフローがすごく鮮やかだった。
私が今回の読書会で一番感動したことといっても過言ではないかもしれない…でも遅刻していったのでお名前も聞きそびれてしまった…(痛恨の極み)

今日は体験会なので、みんながほぼ初対面。
課題となったのはリンダ・グラットンの"LIFE SHIFT"という本。
日本でもベストセラーになったと聞いて、私も半年〜1年前くらいに読んだ記憶がある。とはいえ内容もあまり隅々まで覚えている状態ではなかったので、サイトの要約を読んで参加。

ワークは、小さいグループでのディスカッション→全体でのディスカッションという形で進んだ(らしい)。
私が着いたときには、すでにファシリテーターの方が全体への問いかけを始めている状況だった。

この本自体は、もうすぐ実現される「人生100年時代」において、人間がいかにキャリア(ここでは生きかたというような意味合いか)を作っていくかということを主題に置いている。
各グループで上がってきた感想や疑問、アイディアなどがボードにまとめられ、いくつかピックアップしてみんなで話し合う。

先日のスクール・ナーランダを大人でやってみたという感じがした(たぶん私しかわからないけど)。
いろいろなコンテキストの人たちが、アイデンティティや、本当に価値のある資産(目に見えない資産)のことを話したりしているのを聞くだけでも楽しい。

Weak Ties…よわいつながり。私は、思い立ったときにぱっとつながれるコミュニティをいくつ持っているだろうか。
あと、ドリフト⇄デザインの話は面白かった。インプットばかりだと疲れる、ということにもつながってくるんだと思うのだけど、今はドリフトの期間なんじゃないかなという気がする。とにかくなんでもやってみる。

体験会の後ちょっとした歓談タイムがあり、そこでも初めましての人といろいろ話せてよかった。和菓子屋さんを継ぐ予定の若い男性とか、flierの中の人(要約書いてる方)とか。ファシリテーターさんの話も面白かった。
竹は節があることで強くなる。なんでも、節=立ち止まって考える時間が必要だということ。

なんだかいろんなことがつながり始めた感覚がある。
明日からもがんばろう。

最後まで読んでいただき、うれしいです。 サポートをいただいたら、本か、ちょっといい飲みもの代に充てたいとおもいます。