AIでシームレステクスチャ作成（有料アドオン）
■AIでテクスチャー作りたい！
モデルに対してテクスチャを貼るアドオンを紹介しましたが、実際は地面や壁などをシームレスな画像を求めることが多いです。
そこでAi Material Factoryというアドオンが出ていたので触ってみます。
有料アドオンで$8.9になります。
■インストール
しかしAI系アドオンの宿命か、インストールが複雑なんですよね。
順番に行きましょう。
まずはGitとPythonをインストールします。stablediffusion系を入れているひとは不要です
①Gitをインストールする
AI モデル ファイルを管理するには Git が必要です。次のリンクから Git をダウンロードしてインストールできます。
指示に従ってインストールを完了してください。
https://git-scm.com/downloads
②Python 3.10.6をインストールする
このアドオンが正しく機能するには Python 3.10.6 が必要です。Python 3.10.6 を公式 Python Web サイトからダウンロードしてください:
https://www.python.org/downloads/release/python-3106/
③ZIPインストール
ダウンロードしたZIPをインストールします
ZIPを選択しインストール後、「Install Dependencies (Run as Administrator)」を選択しインストール。
完了後「Check Dependencies」でインストールできたか確認できます。
④stablediffusionのインストール
アドオンのパネル上部からstablediffusionをインストールする
結構時間かかります。
インストールが成功していれば「Check Installation & Connection」を押すと下図のようになる
SSD-1B-A1111のDownloadを押してModelsをダウンロードします
ダウンロードはかなり長いです。SSD-1B-A1111がおすすめらしいのでこれだけにしておきます。
■テクスチャーを作る
Modelsのダウンロードが完了したら、まずはBlenderファイルを保存します。これを忘れるとエラーになるみたいです。
「Promot」に英語で作成するテクスチャを記入します。
なぜかテクスチャが作成されても適応されないので手動で割り当てました。なんで適応されないんだろう…
■シームレスなテクスチャの作成
このままタイリングするとつなぎ目が全然修正されていません。これではダメなので「Enable Tiling」にチェックを入れて再度生成します。
シームレスな画像を生成することができます。
■立体的にする
Generate PBR Mapsを選択するとノーマルなどが作られ立体的にできます。
■ほかにも
Image to ImageとかUpscalerがあるので研究しがいがあります。
■まとめ
シームレスなテクスチャが生成できるのはとてもありがたいです。思ったようなテクスチャはなかなか作れないですが、使い勝手は良さそうだと思いました。