[2] BlenderでAIテクスチャー作成!AUTO Painter
■はじめに
今回は有料アドオン「AUTO Painter」を使ってBlenderのテクスチャーをAIで作れるか実験してみました。(2024/10/1時点$19でした)
AUTO Painterはまだ情報が少なくインストールで苦戦しましたが無事できました。
↓英語ですが自動翻訳でわかる範囲だったので参考にしました
こちらは今回のやり方とは違いますがわかりやすそうだったので参考までに貼っておきます
■インストール手順
①Blenderは「管理者として実行」で起動する!これ絶対!
②DLしたZIPをアドオンでインストールする
③アドオンのプリファレンスを開き「Install Dependencies」を選択する。管理者で実行していれば「Blender is running with admi…」が表示されるはず。
④「Check Dependency Installation」をクリックし「All required modules are installed.」になればOK!
⑤新規ファイルを作り保存します。depthとnormalを保存する場所を確定させるため、アドオン実行前に必ず保存する必要があります。
⑥depthとnormalが保存したフォルダに作成される
⑦Promptに英語で作りたいテクスチャを入力する。
今回はリアルなサルでやってみた。
⑧これでテクスチャーが自動生成されて適応されます。
ただし再実行すると前のテクスチャは上書きされて消えてしまうっぽいです。.blendを保存したフォルダ内に「generated_images」フォルダ自動作成され、その中にある「generated_image.png」がテクスチャです。別名に変更することで前のテクスチャを取っておくことができるので気に入ったテクスチャが出来たら別名に変更するのをおすすめします。
■ベイク
生成したままだとテクスチャーがUVと合いません。これでは編集がやりにくいのでテクスチャーを編集していきます。
AutoPainter AIの一番下に「Baking」があるので「Bake Image into Original UV」を押すとUV展開とあったテクスチャが作成されます。
UV編集でテクスチャ画像を選べばUV展開とテクスチャが正しくなります。
メッシュも変なので修正します。実物の裏側にAI用?の謎パスが作成されています。オブジェクトを選択しAutoPainter AIの一番下の「Duplicate Selected Object」を押すと変なメッシュがなくなり通常のメッシュに変わります。
■まとめ
$19ドルの有料アドオンですが結構すごいです。満点のテクスチャはできませんが40点のテクスチャが欲しいときやテクスチャーのバリエーションが欲しい時にピッタリだなと思いました。
ただ、ちょっと不安定みたいで管理者で実行しても動かなくなる時があります。そこの研究は続けようと思います。