楽天三木谷浩史社長の諦めの悪さ
楽天で働いていた当時、三木谷社長の近くで働くほど出世はしなかったが、同じフロアで働いていたし、社長と同じMTGもあり、多少なりとも社長の空気感を感じることはできたと思う。
三木谷社長の特徴といえば、「諦めの悪さ」「しつこさ」だろうと思う。
楽天モバイルを見ていれば分かると思うが、これだけ情勢が悪く、どっから見ても勝ち目がない戦いであっても、真正面から突っ込み、何があっても撤退しようとしない。
とはいっても、本人は分が悪いとは思っていないと思うが。
社長が言っていたことで強く記憶に残っている言葉がある。
「いいか、野球では9回裏ツーアウトで10対0で負けていても、そこから11点取れば勝ちなんだ。野球とビジネスの最も大きな違いが分かるか?野球は9回が終われば試合終了だ。だけど、ビジネスは、俺が終わりというまで試合は終わらない。」
「失敗?成功の途中だよ。」
とにかく、諦めが悪い、そしてしつこい。
楽天モバイルの戦いはとてつもなく厳しいと思う。だが、三木谷社長は、これまでも多くの失敗があっても、不可能を可能にしてきた。
楽天モバイルだって、不可能を可能にしてくれるのではないかと、僕は信じている。
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