マネージャーの唯一の仕事は語ること
マネージャーには、大量の仕事がある。朝から晩まで会議で予定は埋まり、自分のタスクは夜から深夜にかけて行われる。
しかし、究極、マネージャーの唯一の仕事は何かと聞かれれば、「語ること」だと思っている。
では、何を語るのか。
ビジョン、戦略、戦術、計画、結果、成長、人生など、色々語るべきことはあるだろう。
これまでのビジネスパーソン人生の中で、上司の言葉に心踊ったり、上司の言葉によって覚悟が決まった経験はあまり多くない。
なぜか。
「言霊」がない
言霊を感じないからなのではないかと思うのだ。
言霊とは、言葉に宿る霊力のことだ。つまり、言葉に魂が宿ることであると思っている。
では、そうすれば、自分の話す言葉に魂が宿るのか。
本気で信じる
自分の話していることを、自分自身が本気で心の底から信じていることが重要なのだ。
本気で信じているから、力がこもるし、情熱が燃えたぎる。その人から発せられる言葉には人の心を揺さぶる力がある。
それが「言霊」というのではないだろうか。
マネージャーの唯一の仕事は、マネージャー自身の言葉で、メンバーやお客様、取引先の方の心を揺さぶることだ。
「この人と働きたい」
「この人と何かを成したい」
そのように思ってもらえることがマネージャーの唯一の仕事なのだ。
そのために求められるのが、「信念」なのだ。
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