勉強が先か実践が先か
こんにちは。たむです。
今日は勉強が先か実践が先かという話をしたいと思います。
僕は今まで勉強してある程度知識を得てからでないと行動に移すことができませんでした。できなかったというかそれが最も効率的でベストな選択だと思っていました。
しかし最近になってそれはただ臆病なだけで効率的ではないのではないかと考えました。
そのきっかけとなったのは塾で教えている小中学生でした。
「やってたら覚えた」
今プログラミング教室で小中学生に対してプログラミングや英語を教えています。先生というほど教えているわけではなく、小学生から学ぶことも多いです。
一応塾としてプログラミングを教えるための教材はあるのですが、それをガン無視してプログラミングをやる生徒がいます。
その生徒は中学生で、思春期らしく全くいうことを聞きません。しかしプログラミング、デザインの能力は目を見張るものがあり、scratchというビジュアルプログラミング言語でにゃんこ大戦争を模倣したゲームを作っています。
その子は教材の進み具合としてはそこまで進んでいないんですね。しかし、教えていないようなことも完璧に理解して使いこなしています。
他のプログラミングスクールか何かに通っているのかと思い、ある日
「どこかで勉強したことあるの?サイトとかで勉強しているの?」
と聞いてみました。
すると
「いや行ってないしやってない。使ってみたりほかの作品を真似しながらやってたら覚えた。」
とその生徒は答えました。
その生徒曰く勉強して覚えたものはすぐに忘れちゃうけど使いながら覚えていったものは絶対に忘れないそうです。
これを聞いたとき、やっぱり勉強<実践なんだなとふと思いました。
勉強や実践の最終目標は「やり方、解き方を覚える」ことです。
僕は覚えるためには勉強が最短ルートだと考えていました。
しかし考えてみると僕が勉強を優先していたのは最短で覚えるためではなく、壁にぶつかりたくないという意識が働いているからではないかと思いました。
やってみたらできることだってあるし、できなかったとしてもどこができなかったのかが明らかになります。こう考えると行動を先にしたほうが効率が良いように思えます。
勉強はのちにやってみたときにわからないものが少ないため、一見効率が良いように見えますが実際は壁にぶつかることを避けていただけだと気が付きました。
現に僕も最近就活で行動ベースの大切さを学んでいます。ESや面接といったものは考えてもキリがありません。企業ごとに評価基準があり、どんな質問が来るのかも事前準備には限界があるからです。
様々な企業にESを出し、面接を受けていくことで自分の弱い部分が明確になり、それを修正していくことによって成長している気がします。
選考を受けずに面接練習で修正していくことも大切ですが、実際の選考で臨んで落とされたときの悔しさは練習では感じることができません。
その悔しさをばねにより頑張ることができています。
ただ、今落とされてもポジティブにいられることができるのはインターンだからです。これに落ちても次があります。
つまり大切なのは早めに一度やってみることです。これがラストチャンスだった場合取り返す場面がありません。
人生に置き換えると若いうちは失敗しても次があります。若いうちこそ勉強ではなくまずやってみることで何かが生まれるのではないでしょうか。
読んでいただきありがとうございました。ではまた!
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