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産業保健とリハビリテーション

こんばんはTammyです。

週の半ば、いかがお過ごしでしょうか。
やっぱり、中盤というのは・・・すこし疲れますね😅。

今日は私が関わっている産業保健分野について、お話ししたいと思います。

その前に産業保健って?

産業保健とは・・・
産業保健の意義は労働者の災害や疾病を未然に防ぎ、その健康保持と増進に努めることにある

(産業保健の目的、ILO, WHO合同委員会による)

ざっくりいうと、以下の二つになります

1、労働基準に関する活動と、
2、労働者の健康管理に関する活動

(医療情報科学研究所, 公衆衛生が見える2020-2021, 第4版, 2020, 350p)

この産業保健とリハビリテーション・・・一体どこで交わるの???
という所ですが🤔🤔

2、労働者の健康管理に関する活動
にリハビリテーションが関与しています。
正確に言うと、最近、関わり始めており、
専門的には「産業リハビリテーション」の分野になります。
この言葉、私が学生の時(もう10数年前ですか・・・)には、あまり馴染みがなかった言葉です💦

その頃も「職業リハビリテーション」という言葉はありましたが
主に、事故などで身体機能が低下した方が、職業復帰するためのリハビリテーションの用語として使われていました😌。

時は進み、今はリハビリテーションを
「身体機能の回復だけでなく予防から使っていこうよ😄」
という動きに変わってきています。
「産業リハビリテーション」その流れをくんでいます🌊

この「予防のためのリハビリテーション」
個人的にすごく大切なことだと思っています。

ここから先は、自分の経験談になってしまうのですが、
企業様の健康診断に伺うと、
身体の心配事を持っている・・・👀」
しかも相談する場がない!😖😖」
という悩みを持つ方を多く拝見します。

健康相談に来られる方というのは、皆さん真面目な人が多く💦、
仕事を一生懸命にこなすので、
「ちょっと体に違和感あるけど、仕事たまってるし、やらなきゃ😣😣」
と考える方が多い気がします。


そのため、
1、誰にも相談できない😞
2、クリニックに行く時期が遅れていく⏰
3、累積疲労が病気を引き起こす寸前・・・😣😣

1➡2➡3のパターンになる方が多いです💧。

そのような方の相談を受けるたびに、
「ちょっとした不調の時に、気楽に相談する受け皿になれたらな😌😌」
と思って、活動を続けています✨。

この仕事を続けていて考えるようになったのは、
「健康相談という仕事はリハビリのセラピストと相性が良いかも??🤔🤔」
ということです。

その理由として、以下の3つがあげられます。

1、セラピストは日常的に人の身体を取り扱っているので体の歪みなどをみつけやすい🚶。
2、常日頃から医療情報を取り扱っているのでリスク管理の視点をもっている🧑‍💻。(レッドフラッグ、イエローフラッグといったリスク管理の視点です)
3、医療に対して抵抗がないので、相談を受けた方がクリニックに行った方がいいと判断した場合、すぐにそれをお伝えできる🏥。

1はセラピストが産業保健に関わる利点ですが、
私としては2、3、がとても大切だと思います。

「一度相談を受け、【自分の知識や技術では対応できない】と判断した時、
すぐ他者に助けを求められるか」

これは利用者様の身体を守るために絶対に必要な視点であり、
大切なリスク管理だと思います。
リハビリのセラピストは学生時代から、この視点を叩き込まれます👀👀。


私もバイザー(指導教官)によく言われました・・
「相談しろ!」「疾患を見るな、人を見ろ!」
・・ポンコツ学生の私を育ててくださったバイザーの先生に、
今となっては感謝です🙇‍♀️🙇‍♀️
(でも当時は本当に怖かった・・・😭😭)

では今日はこの辺で、Tammyでした。


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