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無・食・時

「旅」って何でしょうネ?

私にとっては、「非日常を経験すること」かな。

ちょっと、ステキなタイムトラベルしてきたので紹介しますね。




はじめに

とっても良い「旅」したところに、この企画「#私のこだわり旅」が目にとまったので、記事にしてみました。


「旅」っていつもと違う(非日常)、時間をすごすこと(経験)と思っています。

若いころは、北海道や沖縄といった、リゾートで非日常を満喫。

テーマパークで目いっぱい遊んで、楽しんじゃったりしていました。


年を重ねてきて、ゆっくりと過ごすことが、とても贅沢なこと思うようになっています。


福岡県うきは市吉井町
とても良い時間を過ごすことができたので紹介しますネ。


どこ?

うきは市は、福岡県南部、耳納(みのう)連山と筑後川の間にあって水と野菜や果物が豊かなことはもちろん、昔の風情が残るところでもあります。

その中で、筑後吉井地区は、江戸時代には久留米と日田天領を結ぶ豊後街道の宿場町として栄え、江戸中期以降には精蝋、酒造、菜種の製油など農産物加工品の製造が盛んになり繁栄した地域です。

1996年には重要伝統的建造物群保存地区に選定され、当時の街並みが今も残っています。

白壁の町を散策するだけでも、古き良き時代を感じることができます。

今風の古民家カフェも点在していますよ。


宿

保存地区の中心部にある「分散型古民家宿 みなも」にお世話になりましました。

ここは、築100有余年の古民家「碓井邸」「堀江邸」「鏡田邸」という、趣向の異なる3棟に6室を有している宿です。


「みなも」ホームページより
 https://itonami-ukiha.jp/stay/


全ての部屋に異なるテーマがあって、「碓井邸」102号室【「空間」に浸る】という部屋に宿泊しました。

「みなも」ホームページより
 https://itonami-ukiha.jp/stay/

とにかく広い。

部屋に入るとすぐにフローリングの部屋。
ベッドが2つおかれていますが余白の方がおおきい。
続きの間は、12畳の畳敷きの座敷。
床の間にはきれいな花が生けられています。

タミシオシ大chan撮影


座敷の真ん中には、長いテーブルがあり、3脚ずつ向かい合わせで座椅子があります。テーブルの真ん中に、うきはのお茶や和菓子がおかれていました。

さらに奥に10畳の元仏間。おそらく大きな仏壇がおかれていたであろうところが2畳ほど広さで、ここにも、きれいな花が生けられていました。

ベッドルームから座敷にかけて縁側があり、お庭が一望できます。

タミシオシ大chan撮影

ガラス戸は、古い一枚ガラスが残っていて少し波打って見える草木が一段と美しく見えました。


コンセプトに合うようにと、テレビ、時計が部屋にはありません。


Wi-Fiがあるので文明から離れて、
とはいきませんが、

スマホを見ないようにしていると

静かな時間が流れます。

聞こえてくるのは、
鳥のさえずり。
ガラス戸にあたる風の音。
他の部屋を歩く足音。

こんな静けさにひったっていると江戸、明治、大正と昔の人の生活に入り込んでいるかのようでした。


お風呂は、温泉ではありませんが、ヒノキ風呂でお湯を張るととても良い香りがして気持ちが安らぎ、日ごろの疲れが洗い流されるのがわかります。


ゆっくり、のんびりと時が流れていく感じで、とても贅沢な時間を過ごすことができました。


朝食

会場は、「碓井邸」から歩いて10分弱ほどの「鏡田邸」です。

この「鏡田邸」の名前、鏡田さんの邸宅ではないんだそうです。

その昔、この「鏡田邸」から山方向へは、一面、田んぼが、広がっていたとのことです。

当時、二階の広間で宴会をしながら、外を眺めると、水が張られた田んぼに月が写り、鏡に映る月を見ているかのように、美しく見えたことから名づけられたとのことです。


少しひんやりとした朝の空気の中、白壁の続く細い道を散歩していきます。


タミシオシ大chan撮影


「鏡田邸」につくと、座敷へと案内されます。

畳の上におかれたテーブルの椅子に座り、
少し波うつ一枚ガラス越しにお庭を眺めます。

タミシオシ大chan撮影

地元の棚田でとれた炊き立ての新米に、
うきは産の野菜を中心とした食事です。
おなかが「ホッ」とするの感じながら、
おいしくいただきました。


何をするのでもなく、
おいしいものを食べ、
昔の風情を感じながら、
ゆっくりと静かな時間を過ごす。

とても贅沢な「旅」を満喫した一泊二日でした。


キムダミさんの旅の宿

私のNoteなのでキムダミさんの話題も。

「Off the Grid 秘密の足跡」という、韓国のシネマティックロードムービーがありました。

キムダミさんも出演していて、車で旅をする姿をドキュメンタリータッチで追いかけています。

車の運転姿が素敵だったのでNoteの記事にしています。よかったら、そちらもどうぞ。


この番組でキムダミさんが泊まった宿も、
また、良いのです。


かっこよく赤いポルシェのSUVを運転して
韓国巨済島の北部に位置する七川島まで。

途中、寄り道しながらのドライブです。

港に面したにホテルに到着。

「픽쳐레스크 스테이」
“picture-sque”

というホテルです。

“picture-sque”ホームページより

夜は、バルコニーで一人バーベキューを楽しんでいます。
キムダミさんだと絵になります。


宿の趣は違いますが、
何もない場所、
夕暮れの港を眺めながら、
静かな時間だけが過ぎていく。

私が、もっともと贅沢と感じる「旅」ですね。


おわりに

いつもは、キムダミ(김다미)さん(씨)を応援して、魅力を語っています。


今回は、ちょっといつもと変えて、

「旅」

について語ってみました。

日ごろとあわただしさから離れて、ゆっくりとした時間を過ごすのも「いいなー」と思います。

よかったら、「うきは」を訪れてみてください。

時間に追われる「今」から少しタイムトラベルできるかもです。


응원할게요 김다미씨

応援しています、キムダミさん。


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