若者向けアイドルコンテンツに、頼まれてもいないのに口出ししたがる、高齢者ユーザーたち

あまり書きたくなかったが、そういうことだと思ってます。

つまり、自分たちが若者の時、相当な高年齢、昔で言うお爺ちゃん世代、親父世代の方がたまたま、自分と同じ、10代、20代、あるいは30代の、アイドル系タレントが演じてたり、中心となり、顧客とされている対象も、似た世代せいぜい上下10歳ぐらい、(もしくはそれより下に向けて)が、本来の中心層であろうと期待されているコンテンツ追ってると知ったときは、様々な感情があると思いますが、決して悪いことではないと思います。いや、それは許してください。そして認めてください。

だが、その、彼らから見た高齢層が、どれだけ出費しているかに関わらず、自分たちも客だからと、表に出すぎて、上から目線で組織論だとか、リーダー論だとか、キャラがどうだとか、まるで自分の孫や部下目線で語り始めると、そのコンテンツがどんどん本来、彼ら、彼女らのターゲットとして期待される世代とは違うカルチャー、雰囲気、気持ちに浸食され、めんどくさくなっていく、そう思います。

変に計算高くなりすぎて、どんどんつまらなくなる、もっというと、なぜか古臭くなる、加齢臭がしてくるってことです。私もそうですから、わかります。そんな言論や批評は、本来そのコンテンツを盛り上げている一般ユーザーからはきっと反感かうし、一方、そのコンテンツ演じ手、タレント、アイドル達にとっては実際のところ、迷惑、困るだけです。

そこが、もともと誰も実在人物が、表には出てこない、アニメ作品や、ゲームのキャラクター、本、などなどを語るのとは違う点だと思ってます。そこをはき違え、アイドルやVtuber、ライバー、アニメ声優さんたちの活動 に、同じことをやってしまう、私たち(まぁ、俺もすぐにそうなる高齢者は、絶対に若者文化を追っかけるなら、同時に見守るべきで、頼まれてもないのに、上から目線で語らないほうがいいと思うんですよ。

アイドル系コンテンツとは、彼ら、彼女ら、その世代が中心で、楽しみ消費される文化であるべきと、私は思ってます。もちろん批評、方向性含めてです。

なぜなら、世代が違うと、受け手が期待していることも全く違うからですよ。もちろん、そのお仕事に関わってる方々なら、何も言うことはありませんけどね。

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 もちろん、熱心なファンとして、そのコンテンツを愉しむのも、おっかけるのも、一緒に騒いで愉しむのも、何の問題もないと思いますし、他人がどうこういうことじゃありませんよね。

でも、個別のタレントについて、キャラ評価ロールプレイの役割とか、人生経験とか、ほっといても違う何世代も上の人間が、あーだこーだと始めちゃうと、ロールプレイだが、目的は会社じゃないし、そもそも、お前が上司でもないし、親でもないのにって、私なら、心の中で、あっかんべーっします。いや、ごめん、正直気持ち悪いって、引きます

はっきりいって、あんたら向けのコンテンツじゃないからさ。って私なら、絶対思ってましたね。

本来違うターゲット、世代向けのコンテンツを、自分たちではない、より若い世代の力と才能で作り上げ、成長させているものを、高齢者は幸運にも愉しませてもらってるんだと自覚して、楽しく応援したいですね。もちろん、社会的問題を引き起こすような事柄に対して、高齢者として当然の注意喚起などはあってしかるべきです。文化的批評論もいいでしょう。でも、自分たちのアイドル目線だけでなく、自分の部下のように個人を語ることの間違いぐらい、人生経験の豊富な私たちなら、わかりますよね。