民主主義国家の成れの果て 2
勘違いする人がいるかも知れないが、民主主義を守る上で大切なことはなにか、民主主義国家はどうあるべきか。 自分の心に刻むために記録しているのであって、民主主義という政治体制を否定するのではなく、本当の意味で実現することの難しさを、自分、そして自国=日本に置き換えて考えたいからだ。
結果的に、今のイスラエル政府、ネタニヤフ政権の民主主義を問いながら、その体制を間接的にでも支援し、明確に否定できないなら、いずれは自国の民主主義すら脅かすのではないかと、私は思っている。
教育を歪め、文化人の発言を操作し、そして、きっと彼らは、自国政府への批判をするメディアへの規制と、愛国心をふりかざし、売国奴と罵り、メディアへの攻撃に向かうように、批判する能力を失った大衆を扇動する。
この数年の自民党政権、あるいは地方自治体の長で、一つ一つ置き換えて考えればいい。
教育に愛国教育を盛り込み、学者たちを国家に跪かせようとし、政権を批判するメディアを、愛国の名のもとに、売国奴と罵り、一方的に糾弾する政治家が増えつつあるのは、非常に危険な状態だ。