嫌いなんですよ、見たくないんです。(18禁、もしくは見る人によっては不快な内容も含みますので、自主的にみないようにしてくださいね)

これって、自分の意見表明なんです。別にそれが正しいとか、間違っているかではなく。「それってあなたの感想ですよね」っていうのと同じで、自分は「好き」「嫌い」その理由は、以下いろいろ。という表明をしてるわけです。

突然、こんな事言いだしたのは、こちらのコラム?を拝見したからです。
コメントで長々書いてしまったのですが、自分の考えを整理したいと思って、今書いてます。

私は「自主的公的ゾーニング至上主義者」かつ「表現の自由絶対支持者」なんですが、どこまでが自主的=その表現を掲載する、見せる側の人間が行うゾーニングと、どこまでを法的にゾーニングするかは、前者は結局、個人や企業の自由であり、後者は、「国民や地方自治体が公共として考えるべきこと。」なんですね。

某新聞が(私が長年購入していた新聞)が、数年前に、おっぱいの膨らんだ制服姿の、非実在美少女を題材にした、コミック(まぁ、男子向けなのは間違いないだろう)の全面広告を出して騒ぎになりましたが、私の感想は正直「なんか、気持ち悪いな、日経がこういう広告のせるのか?」っていうのが、正直な感想でした。

なんで、日経なら気持ち悪いのか、不快なのか、って考えると、自分が有料動画サイトで、おっぱいの大きな仮想生物に慰めてもらうアニメやコミックを探して見たのとは違い、「日経で、今日の株価とか、経済情勢とか、コラムとか読むか」と思ってめくると、目に飛び込んできたからでしょうね。

ああ、私ですか。「おっぱいの大きな自分の性的対象と合致する人類を描写した絵画、画像(2D、3D)も、その実在も、それが主人公の小説等も含めて」さまざまな大きさ以外のこだわりや、どれくらいの大きさが自分のベストかはともかく、間違いなく大好きですね。男として、大好きです。最低だと言われようが、聞かれたら認めてます。わざわざ町中で叫んだりしませんが。

一方で、それを題材にしたコミックの広告絵を、自分が長年購読していた、中学生にも高校生にも、新聞すすめるなら選択肢の一つでもある、日経新聞でみて、「ふむふむ、、かわいい! 元気になる! このコミック買おうかな!」とか、正直全く思わないです。

まぁ自分が、コミックよりもAV好きだってのも大きいですが。だからといって、日経に自分の好きなAVの全面広告されたら、やっぱり、「おいおいおい、、」なんですけどね。

ああいうのって、実は全面広告に限ったことじゃないです。たとえば、日刊紙の夕刊によく掲載されていた、(私が思春期に夢中になった小説も含めて)性(エロス)が主題としか思えない、有名作家の連載なんかも、本当の所、できるならゾーニングしたほうがいいのにな、、とか、昔からずっと思ってましたね。そもそも、エロスがないと、日刊紙すら売れないというのは、新聞読む購買層も、本質的にはただのエロオヤジ(自分も含めた)なのか、って話ですが。

これって全部、自分の正直な、「好き、嫌い」であり、ゾーニングがない日刊紙には、できればこうであってほしいという私の個人的要望なんですよ。

で、それをツイッターなりで表明したり、あるいは、同じ感想を持つ人たちが、「○○新聞、きもちわるい広告のせるんじゃねーよ。あんなの、きもいんだよ!!」って、いう人たちがいたとして、(日経の広告の場合、明らかに、キャラクターは、「若い女性」ですから)、それが大好きな少なからぬ数の男性よりも、同じ性別の女性が、自分たちの身体的特徴を商品化されている(エロオヤジたちに)と感じるのは、いいかっこうするとかじゃなく、当然だと思うんですよ。一方で、「かわいい!」とか、思う女性も少しはいたと思います。 

もしも新聞社が、そんなの声の大きな少数派、かつ、迷惑フェミニストだけだろうと思っているなら、「そんなのは、俺たちの勝手だろ! 見たくないなら、読まんで結構! 見たい人だけ買いやがれ!」と、いえばいいんですよ。別にこの書き方でも自分はいい。

 一方で、「やはり不快に思う人もかなりいると思うので、広告も気をつけたほうがいい」と本当に思ったなら、気をつければいいし。

つまり、批判する人(自分なりの価値観、倫理観で)、それを拡散する人、共感する人、反感を抱く人、そしてそのような広告を載せる人、描いた人、みんな自由を認められてます

やってはいけないのは、新聞社への執拗な嫌がらせとか、これは許せんという正義感(あなたの価値観)で、集団で電凸とか繰り返したり、脅迫メールを送ったり、社員の住所を晒してみせたり、正常な活動を阻害するような、独りよがりの正義に基づく、時には暴力も伴う迷惑行動

そうだな、その手の独りよがりの迷惑行為こそ、厳しく罰する法律とかあってもいいんじゃないの。

あるいは、国がその手のアニメ、コミック、(おっぱいの大きな若くてかわいい(人によっては違うが)制服姿の非実在女子を描くのは、禁じるべきと法制化、こそ、絶対に許してはならない、表現の自由への侵害だと思います。

一方でね、公共の目に触れるべきものに、その手の作品(特定の性の身体的特徴を強調したような作品)のキャラクターとか、ご当地アイドルとか、あえて選ぶなら、批判は覚悟して当然だと思うんだ。批判する自由、自分たちが嫌いなもの、いやなもの、みたくないもの、キモい! という自由は当然ある。 片方の性の身体的特徴を商品化していると、批判する自由もある。それでも、商品化する、売る自由も当然ある。

私の場合、商品化、OKだけど、(架空の存在でも、本人の意思で実在する人が売っても)ゾーニング(主に年齢)が必要だと思うし、それは、国や各地方がある程度決めてもいいと思う。青少年には、申し訳ないが。悔しかったら、しっかり生きて早くおとなになるんだな。