まずは自分のことから

 世界情勢について語り、もし他国を批判するなら、まずは我が国の外交、内政はどのようなものであるか、他国を批判するに足る政治であるかを、真っ先に考えるべきだろう。

そして我が国について語るなら、都、府、県、そして市町村と、自分が属している自治体がどのような施策を行ってるかを、しっかり把握するべきだろう。

自分が属する自治体について語るなら、まずは自分が近隣住民とどのように接しているか考えるべきだし、自治体を良くしたいと思うなら、一番近くに住んでいるご近所さんや、自分の家の周りのことから考えるべきだろう。

そして結局のところ、全ては、個人の日々の暮らしぶり、振る舞い、思考と行動に帰結するのである。

日本の政権与党、自民党の政治家の思考(表明ではなく、本音という意味での)なんて実際のところ、当人でない限り知りようがないが、彼らの多くの、振る舞い、行動は、成人として一人の個人として、道徳的、倫理的に、まことに低級であり、下劣であり、とてもじゃないが、国民の代表としてふさわしくない人間たちであるのは、もう明らかであろう。

そんな倫理観の欠如した低級な人間たち(自分の事でさえ、普通にできない)が、どうやって地域行政や、国家について、そして世界について語れるのだろうか? そんな彼らの発言に、いかほどの意味があるのだろうか?

彼らの多くは、自分で物事の正誤が判断できず、できていても正しいことをしない、幼稚で低俗な人間たちなのだ。

この国が少しでもまともになるなら、そしてこの国を本当に誇りたいなら、彼らのような政治家を選んでいては不可能だろう?