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【育児】生後半年で突然の血便、腸重積になった話

タミちゃん、生後4ヶ月から保育園に通っていて、生まれた時から自己主張強めと感じていましたが、どこの保育園に通っても、最初に「自己主張がしっかりできますね」と言われます。

お腹が空いたら大泣き、暑い、寒いもすごく主張してくるので、体調が悪くて泣いているのか分からない時がよくありました。

今日は思いもよらず突然、腸重積になった時のことを記録しようと思います。

突然の血便

忘れもしないハーフバースディをお祝いしようと思った日のこと。保育園から帰ってきて、さぁ準備しようかなぁと思ったら、ん…?大丈夫なような気もするけどすごく泣く。機嫌悪いなぁー。何かおかしいかな?明日も保育園だから、できる範囲でのお祝いでいいかぁと思いお着替えもやめて、とりあえず写真だけ撮って、さぁオムツを変えようと!、、ビリッとおむつをやぶったら…

腸重積 発覚直前。
暴れるからすぐこうなる…

パパー。タミちゃん血便出てます、、、
病院に電話!
(全部が血便ではなくて、血便が混じっている感じ。でも見て一瞬で判別できました)

まぁここから大忙し。すでに17時半。小児科も閉まってしまうので電話して即出発。
腸重積という病名も知らなくて、この時は寄生虫にやられたのかな?何かかなぁ?とにかく営業時間内に薬もらいに行こうくらいで割と冷静でした。

こども病院へ転院

かかりつけの小児科に着いたら、症状だけは電話で伝えてあったので、先生と話しながら初のレントゲン。レントゲンでは判断はできなかったようでしたが、腸重積って知っていますか?いまからこども病院へ行けますか?胃腸炎だといいけど一応見てもらいましょう(…先生は確信してたよね)と転院するように急いで紹介状の準備と病院へと引き継ぎ電話をしてくださり、私たちは何だか急いで次の病院へ。

あまりに急で頭がフリーズ状態。
私たち移住して間もなかったので土地勘も病院事情も知らなかったので、まず、転院先のこども病院に移動中、こども病院って何?信頼できる病院?と一番心配でしたが、こどものみの総合病院ってあるんですね。HPと口コミ見て安心しました。

次に、腸重積って何よ、、調べて、え?入院?処置が必要?場合によっては手術?と不安になり始めました。

腸重積の症状と処置

ここがアイランドシティかぁと思いながら到着。
引き継ぎはしていただいていたので、スムーズにエコーでチェックしてもらいました。

🧑‍⚕️腸重積ですね。ここです。ここが詰まってます。
と。

ところで腸重積とは、、

腸重積(ちょうじゅうせき)とは、腸の一部が隣接する腸の部分に入り込む(嵌入する)ことで、腸が重なり合った状態になる病態です。主に幼児や乳児に発生しやすく、急性の腹痛や嘔吐、血便などの症状が特徴です。腸重積が起こると、血流が遮断されることがあり、放置すると腸の壊死や腹膜炎などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。

chatGDPより

まさに上記の通りで、腸が一部入り込むことにより血便が出たようです。胃腸炎になった後になりやすいらしく、おそらく胃腸炎からの腸重積だったと思われます。

症状の特徴としては、機嫌がコロコロ変わる。ご機嫌だと思ったら、急に機嫌が悪くなる。そして良くなる。確かにこの繰り返しでした、お腹痛かったんだね涙。それ以来、今でも同じようなご機嫌状態になると疑ってしまいます。

話は戻り、腸重積と確定したので処置室へ。

処置室まで自分たちで向かい、処置台に寝かせてがんばってね!と先生方に託し、大人は退室。
処置は、造影剤入れて確認しながら入り込んだ腸の部分を元に戻す高圧洗浄でした。
泣き声も聞こえるし、それはもう長く長く感じてじっと座ってることができず、廊下を歩きながら手術は回避されますようにと願っていました。

腸重積は発生から24時間以上経過していると外科手術の可能性が高くなるようです。だから、かかりつけの先生も急いでいたんですね。。
そして、血便が出て翌朝を待たずに速攻病院へ行って良かったと思います。知り合いの方の甥っ子くんは、生後3ヶ月くらいの時に腸重積になったけれど血便は出なくて、原因が分かるまで時間がかかり手術されたみたいなのです。血便が出てくれてありがとう。の気持ちでした。

入院時の過ごし方

突然のことだったので必要最低限の荷物しかなく手元になく入院!となってしまいました。処置が終わったのも21時をまわっていたし、お家も近くないので、必要なもののみ院内コンビニで買って私とタミちゃんはお部屋に。

指定もしていませんが個室に入り、室内にはこども用のベッドとソファ。処置後の24時間は再発しやすいので経過観察のため入院したのですが、再発しないかとヒヤヒヤ。ソファで寝ても良かったのですが、心配で近くにいてあげたかったので、落ちそうになりながら添い寝。暫く点滴のみなので、ミルクもあげることなく、オムツをたまに交換するくらい。生まれてずっと別部屋だったのと、平日は保育園に通っているので、ゆっくり過ごすことは本当に久しぶりでした。

大変なはずなのにニコニコなタミちゃんに助けられた

ミルクを数回飲めて問題なければ翌日には退院でした。その間に、看護師さん?が絵本や玩具を持ってきてくれる時間があり気持ちも少し和みました。
その時に選んだ、いりやまさとし先生のぴよちゃんの本が可愛らしくて、そこからすっかりファンに。
ピヨちゃんシリーズはいまでも大好きで、お家に数冊あります。

パパのお迎えでご満悦。ただ浮腫みすぎ別人タミちゃん。

完治までの道のり

問題なく退院したものの、すぐに血便がまったくでないという訳ではなく、機嫌も悪いときがあったり、やたら寝るときがあったり、血が混じってるのか赤めの便が出たり、、鮮血でなければ大丈夫と言われたものの判断が難しく、再発してるのでは?と病院にも数回電話させていただきました。

元々ミルクの吐き戻しも多かったので、まぁミルクも戻すし、そもそも完ミなのにミルクも嫌だと飲まない時は精神的に疲労困憊でした。離乳食を少し食べてくれてたのが救いだったけど、、。

そんなこんなで1週間ほどは安定せず、次は乳糖不耐症になり、お薬で調整したら回復してきましたが、突然きた怒涛の数週間でした。 

最後に

お話ができずコミュニケーションとれない赤ちゃんの時期は、観察して判断するしかないので(あと直感というか、何となく感じる違和感)初めての子育てでこれは超難題でした。
無事に回復してくれて元気に育ってくれてるだけで本当に充分(自分たち親も、また自分たちの親もね)。それ以外はプラスアルファ!改めて今後の子育てで大切にしようと心に刻みました。

お読みいただきありがとうございました🎵

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