1の世界に入り込む男

夫が関東からコロナを引き連れて帰ってきた。なんで？
連日隔離。今日で４日目、熱なし、食欲もあり、体調すこぶるよいらしいので頻回に一階の居間に降りてきて、わざわざ高校ラグビーとリーグワンの試合をJ sportで随時チェックしている。やたら絡みたがるので、連日の隔離対策におしゃべり人間としてさみしくなってきた模様。わたしは一週間人と喋らなくても全然平気、夫はムリ。「もう元気だから、大丈夫やし！」と根拠のない持論で早く隔離対策を解禁したい様子だが、まだ早い。昨日は和室の障子の部分張り替えをして、今日は玄関掃除に、台所まわりを掃除した。掃除の間はラジオ音源などを流すと結構はかどる。令和ロマンのくるまは、自分たちだけがウケればいいというわけでなく、番組自体を盛り上げるために、次に繋げるためにネタを選んでるときいて、さすがラガーマンやとちょっと感動。夕飯仕度中、息子がポケカのデッキがどうのこうのと話してきたのだが用語からなにから何をいっているのかさっぱりわからない。へぇ、そういう世界もあるんやね、と返しておいた。夕飯は義母が差し入れてくれた寒ぶり、サーモンの刺身、鴨ローストに、さつまいもとたまねぎとわかめの味噌汁、大根ツナサラダ、鶏むねのチキン南蛮を作ったら思いの外、居酒屋みたいなメニューになった。寒ぶりめちゃくちゃ旨い。夫がまだ観ていないというのでおそらく2024年最高傑作であろう水ダウの名探偵津田第三話をもう一度みる。やはり1の世界に入り込んでる男の姿は最高に楽しい。お笑いがこの世界にあってよかった。終わりよければすべてよし、今日もありがとう。