レコードがある生活13
6時20分起床、寒くてなかなか布団から出られない。昨日のお味噌汁をあたためなおす。久しぶりにラジオを流すと朝から陰気なニュースばかりで嫌気がさしてきたのでレコードをかける。イラケレ。キューバのチューチョバルデスのバンド。ドラマチックな曲展開、バンドの息遣い、人生を歓喜しているように聴こえる。美し過ぎる。そういえば何年か前、夫は東京のブルーノートにチューチョの来日公演観に行くねん、と言っていて、そのときはへえ〜キューバの有名なおっちゃん、くらいの認識だったのだが、こんな素晴らしい芸術家だったとは!朝からいい音楽を聴けて至福。夫が日産スタジアムでもらってきたオールブラックス戦の新聞をしげしげと眺めながら、明太子ごはんを食べる息子。密かにブラックスの6番サミペニ・フィナウに憧れていると言う。なんか息子っぽい。花形のバックスじゃなくて、フォワードの選手、というところが。ごはんを食べ終わり、身長測って、と息子がいうので柱にマジックでマークする。153センチ。来年あたりには身長越されるかな。体重は2、3キロ差やし、靴のサイズはとうとう越された。これ以上大きくならんといて、子どものままでいて、と思う反面、いずれ息子を見上げるようになった未来を想像する。もう今、今しかない。1日1日をはっきりと開眼して見続けていたい、と強く思う。今日も元気にいってらっしゃい。
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