『過失と故意』
過失とは ⇒「うっかり」
故意とは ⇒「わざと」
「過失」という表現が
もたらす曖昧さに
ホントに「うっかり」なのかなぁ
が見え隠れしているときがある
例えば
日頃の業務や
オペレーションの中で
「ムリもないよね・・」
「不注意でした・・」
とかに出くわしたら
決して「うっかり(過失的)」で
済ますことなく
その事象に潜む
真の要因を探っておかないと
「うっかり」がいつしか
「やっぱり」と化す!
サボる
「わざと(故意)」よりも
「うっかり(過失)」の方が
なんだか許されがちだけれど・・・
◆わざとサボって
ギリギリの目標数字で
月末を迎えるAさん
◆日々真面目に仕事に取り組むも
なかなか成果の上がらないBさん
社内での扱いやすさはさておき
管理の仕方次第では
成果に結びつきやすいのは
Aさんだったりする
つまり場合によっては
「わざと(故意)」の方が
改善点や注意点が明確な分
手が打ちやすいという
不思議な側面があるのも事実だ!
悪気がない
「悪気はないんだよ・・」
「根っこはいい人なんだよ・・」
「あなたのことを思って・・」
こういう言葉を添えないと
そのやり取りが成立しない
加害者気質さんって
身近に居ませんか?
(しかも毎回のそれw)
「わざと(故意)」じゃないんだよ!
⇒自分でぶつけておいて
それ言うか・・的な傍若無人さ w
(過失割合「10:0」)
あきらかにそこには
ストレス解消と
よくわからない正義まで
併せ持っているから
ホント・・たちが悪い
少なくとも
ホントに悪気がなければ・・
ホントに根っこがいい人なら・・
ホントに相手のことを思ってなら・・
そんな言葉を
添える必要も無いし!
とっくに周りから
評価や信用を得ているはずだ!
自覚がない!?
そして何より悲しいのは
その手の人は
周りが迷惑していることに
気付いていないという
恐るべき特徴をお持ちだ!
「わざと(故意)」という自覚がないので
改善点を声にしても・・
お願いベースで歩み寄っても・・
悲しいかな永遠に伝わらない
せめて
事故の巻き添えを避けようと
皆が「近づかない!」・・を選択し
ある意味放っておくと
それを許されていると勘違いし
とうとう「諦め」という文化が
コミュニティに灯り始めてしまう
だからといって
無理矢理排除しようにも
モンスターは暴れ狂うだけだろう
ならば
「北風と太陽」の寓話じゃないが
こちら側の道理や常識で
「北風」を吹かせるだけでなく
モラルやマナーや価値観という
目に見えぬものを「太陽」と化して
モンスターが
居られない(居づらい)風土に
していくことこそが
結果的に
求めるゴール(カルチャー)であり
正しい未来の一歩目なのでしょうね
(あーーーめんどくさw)
とはいえ・・
などと書き連ねてはみたモノの・・
これって
誰もが持ち合わせてる
「うっかり(過失)」という言い訳と
ホントはどこかでちょっぴり
「わざと(故意)」という
要素やズルさも
都合良く
使ってしまっていることを・・・
ちゃんと
自覚しておかないと
・・駄目ですよね
というお話でした!
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