アシメさんの冒険を描き終えて
3ヶ月という時間をかけて、アシメさんの冒険というマンガを描き終えました!
ラジオも録りましたので、良かったら↓
(アシメさんにも出演してもらっています)
序盤は変な生き物がとりあえずわちゃわちゃしている話
↑一・二話はショート動画も作りました。
序盤は、アシメさんという謎のキャラがとりあえずわちゃわちゃしています
わちゃわちゃ感を楽しみたい方は6話くらいまで読んでみてください
後半、想像以上にディープな展開に
後半で、新しいキャラを登場させるのですが、彼らの動機を考えた際に、「貪食」というワードが出てきました。何でも食べるということは、環境破壊につながるのかもしれないと。
古本屋で買った「スターメイカー」という本をぱらぱらと読んでいたら、やり過ぎて自分の住んでいる星を滅ぼしてしまう宇宙人と交信する話が出てきて、地球人との対比で面白いかもなあという発想があり、そこをテーマにしました。
「三体」は第一部の途中までしか読んでいませんが、もしかしたら近いテーマかも知れません(そうか?
描き終えてみて
個人的には、「2年後に退職する診療放射線技師」に続く、二つ目の長編作品となりました。
長編を描き始める時は、とにかく終わりを決めて描き始めるぞ、というガッツが必要で、最後のエピソードに向けて駆け抜けていくというスタイルをとっています。
毎回の話は、基本的にはその場その場で考えながら作っていたため、途中で「次どうしよう」と思いながら、それでも最後どんな感じにするか、そこまでの流れは大まかに決めていたので、そこに向けて描いていくというスタイルでした。
プロットはほぼ決めてなかったです。毎週描く予定が1ヶ月ずるずる休んだりした時もあり、やっぱり「描き終える」ということ自体が根性のいることだなと感じています。
実は2020年ごろに少し連載していて、その時は、ゴマちゃんみたいに毎回ドタバタが起きるみたいなのをやりたかったのですが、描いていくうちにだんだんよく分かんなくなっていきました。
この前、コミティアの出張編集部に持ち込んで読んでもらったのですが、「農家さんとかと先にわちゃわちゃさせた方が色んな展開ができる」「逆によくここまで難しい流れで話を作れましたね」といった、コメントをいただき、俺はあえて難しいことをしてしまっていたのかと反省しました。
次続編を描くとしたら、もっとわちゃわちゃさせよう。
今後、長い作品を作る際のコツみたいなものも以下のブログにまとめたいと思います↓
https://blog.tamegahaku.com/study_note/
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