たちもどる

わたしの人生でもっとも大切なことは、わたしが幸せであることです。考えてみたら、わたしは有名になりたいわけでもないし、みんなに認められる業績を出したいわけでもないし、多くの人の前で話ができる人になりたいわけでもないんです。そういうことが目的ではない。じゃあ、どうあったら幸せなのかというと、わたしが大好きな人たちがわたしのことを好きでいてくれて、そばにいてくれたら幸せです。もちろん、その人たちにも幸せでいてほしいです。素敵な人たちと一緒にたのしい時間や嬉しいこと、ときには悲しみや怒りも分かち合いたいです。これが何よりもいちばん大事なんです。誰かと一緒に何かを成し遂げて達成感を味わうのもすきです。やったことがないこと、行ったことがないところ、食べたことがないものに挑戦することもすきです。いろんなことを知るのもすきです。あと、社会から悲しいことをできるだけ減らしたいです。わたしの幸せに欠かせない大事な人たちを理不尽なことで失いたくない。そのために、より多くの人が幸せを感じられる社会になってほしいです。だから、そんな社会をつくるために自分の力をつかえたらうれしいです。と、また大きな話になってしまったけれど、やっぱり大事なことは、大好きな人たちと一緒にたのしい時間を過ごすことに尽きます。幸運なことに、ときどき生きててよかったなあと思える人生ですが、もっともっと存分に幸せを味わいたい。