他人や環境のせいにせず、変化を生み出す
この記事を読んで、現状がよくならないことを他人や環境のせいにしていないかと自分に問い直した。
油断すると、すぐ誰かのせいにしたがる。これは人間の性質のひとつと言えるだろう。だからこそ、ときどき自分を見つめ直す機会があると、気が引き締まる。
なぜ他人のせいにすることがよくないかというと、単純に人生つまらなくなるからだ。
ついつい、他人のせいにして、自分が変化するときに生じる痛みや苦しみを避けようとしてしまうけど、長期的に考えれば、他人のせいにすることは自分の首を絞める行為だと思う。自分が幸せになれない。
自分起点で環境を変える話で参考になるのは、最年少民間人校長として、学校改革を成し遂げた日野田 直彦さん著書、『なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか! ?』(IBCパブリッシング)だ。
そこには、地道に周囲の人と環境を変えていくプロセスが赤裸々に描かれていている。
私は以前に、ほかの民間人校長のお話も聞いたことがあるが、彼・彼女ら公立学校の校長のすごいところは、採用に関する人事権を持っていないにもかかわらず、変化を生み出しているところだ。
相性の合う合わない、能力、やる気が疎らな先生たちに向き合っていかねばならない。
私が知っているおふたりの校長は両者とも、現場の先生方一人ひとりと丁寧にコミュニケーションをとり、その先生方がやりたいことを応援するというスタイルだと感じた。
個々人の思いを尊重しつつ、自らの掲げる方針に向かって、人を納得させ巻き込んでいく。
その改革へのパワーと、地道な努力は見習うべきところが多いし、自分をエンパワメンするのに良い素材だと思う。
ただし、自分起点の変化を目指すには、だいぶ気力が求められる。
やり抜く覚悟も必要だ。
そういう気力がないときは無理はせず、自分にあう環境で休んだり、他の環境を探したりするのも大事なことだと思う今日この頃だ。
花を買って生活に彩りを…