マイホーム購入、住宅ローンで悩むあなたへ(2度マイホームを購入したタメナースがアドバイス)
住宅ローン…というかマイホームって買うべき?
人生で最大の買い物となるであろう住宅。
その際に大半の人が組むであろう住宅ローン。
35年ローンという言葉は誰もが耳にしたことがあるぐらい、近年住宅を購入された方のほとんどが35年ローンを組んでいるはずです。
タメナースも35年ローンを組んでおります。
現代においては負債とも呼ばれているマイホームですが、日本人はマイホームという響きが大好きです。
私もマイホーム大好きです。
日本は毎年50万人ほど人口が減っているようです。
地方では空き家も目立ち問題となっています。
今後も空き家が増え、家を売ろうと思っても売れない時代がやってくると言われています。
さらに近年、自然災害も多くなってきており、そういった理由でもマイホームはディスられることが多くなってきました。
そういったデメリットが多い中でも快適さ、子育て、在宅ワークなどを理由にマイホームの方が都合がいいというケースもあります。
最近はリモートワーク化も進んでいますし、自粛ムードから自宅で過ごす時間も長くなってきているため、地方へ移住し格安物件を購入される方も増えてきています。
今回、タメナースはコロナショックの真っただ中であるにも関わらず、マイホームを買っておいて本当に良かったと思っています。
家も庭もそれなりの広さがあるため、自粛中も子供たちを敷地内で自由に遊ばせることができました。
マイホームのおかげで私と妻もストレスなく自粛生活を送れました。
マイホーム万歳です。
ちなみにタメナースは2度マイホームを購入しております。
1回目は都心部にマンションを買いました。
しかし、近隣の保育園が空いていないなど子育てするには難しい環境であり、地方に移住し2回目のマイホーム(戸建て)を購入しました。
マンションは購入よりもかなり高額で売却できたこともあり収益はプラスとなりました。
物価上昇中の都心部であったため本当にラッキーでしたね。
今回は地方の戸建てなので基本的に売却は考えていません。
間違いなく大幅マイナスになりますから。
ですが、上記にもあるように私はマイホームを購入して良かったと思っています。
賃貸のときにはなかった喜びが毎日あります。
毎日が快適であるとことは最高です。
外食するよりも家で食事する方が快適なんです。
カフェのテラスよりも自宅の庭のほうが気を遣わずゆっくり過ごせます。
20円のドリップコーヒーがスタバに化けますから(笑)
タメナースはフィットネスジム通いしていましたが、コロナの影響もあり退会しました。
いまは自宅でダンベルプレス、チンニングをやっております(笑)
キッチンも広いので自粛中に創作料理もするようになりました。
オーブンを使った料理が得意です(笑)
タメナースの場合は、
①賃貸の家賃よりもマイホームのローン支払いが安くなった
②子育ての環境も改善
③外食、ジムといった余計な支出が激減
①~③の理由で本当に買ってよかったマイホーム。
そんなわけで「アフターコロナでマイホーム購入はアリなのか?」と聞かれると…
①住む以外の価値を生み出すことができる方
②賃貸の家賃よりも住宅ローンの方が安くなる、もしくは同等
(つまり高額な住宅はNG)
③安定した収入&もしくは十分な貯金がある(貯金ができる)
①~③がすべて該当する方であれば、この不景気であってもマイホーム購入をオススメします。
次にマイホームの購入を検討されている方へ。
具体的に住宅ローンを組むにあたっての注意すべきポイントを説明していきます。
①頭金は必要か?
まず頭金はナシはやめましょう。
頭金ナシを言ってるハウスメーカーも多くありますが、結局手付金なんかで100~200万円ぐらいは必要なんですよね(笑)
これってつまり頭金ですよね(笑)
話を戻し、購入物件の1~2割は頭金として用意しておくべきです。
(3000~4000万円の物件であれば、300~500万円は最低でもあってほしい)
もちろん頭金をほとんど用意せずにローンを払い続けている方もいますが、頭金の支払いができるほど貯金できている人は、貯金できるってことなんです。(当然ですが…)
年収が700~800万円あっても貯蓄ゼロって人は本当にいるんですよ。
そういう方は支出をコントロールできないため、いくら収入が増えても貯金できません。
ですので頭金を用意できる方は貯金できるタイプであるという指標になるため非常に大切なポイントなんですね。
また、住宅ローンを組むと数千円単位で家計を切り盛りするようになるんですよね。
これ不思議とみんなこうなります。
そんなときに「ローンの支払いがあと数千円やすかったらな~」なんて思うこともあります。
そういった意味でも頭金入れておくとあとあと気持ちがラクになります。
もちろん金銭管理がしっかりしている人であれば頭金なんてほとんど入れずにフルローンにしても構いません。
あと、月々の住宅費(マイホームなら住宅ローン、賃貸なら家賃)は給料の3割ぐらいに抑えましょう。
手取り40万円であれば毎月のローン支払いは12万円以内で設定するように心がけましょう。
給料の3割程度であれば、貯金、投資といった資産運用も余裕をもって行えるはずです。
ただし物価の高い都心部のマンションでは管理費、修繕積立金、固定資産税なども高額となるため3割では難しいかもしれません。
しかし、そのような場合であってもせめて4割で抑えるようにしましょう。
修繕積立金は少しずつ金額があがっていきますし、機械式駐車場の解体、マンションの大幅修繕のときは修繕積立金では追い付かずに追い銭が必要となることも少なくありませんから。
②ボーナス払いはやめておけ!
ボーナスが高額である大企業勤務や公務員の方は、高額な物件を購入しボーナス払いに頼るというケースが多いと聞きました。
しかし、今回のコロナショックでそれが通用しなくなりました。
大企業でもボーナス大幅カットという状況になってきているのです。
どの企業でも経営が傾けば、最初にカットしていくのはボーナスです。
さらにそういった企業は年収のうちボーナスが占める割合が大きくなります。
ボーナスを当てにしてはいけません。
景気が悪化するとボーナスは減額されるものと認識しておきましょう。
③長くても定年退職までにはローンを一括返済できるようなプランを立てておくべし(退職金は当てにしてはならない)
多くのサラリーマンが60歳で定年退職を迎えます。
定年後も働く方が多い時代になってはきましたが、現代においても60歳がサラリーマンとしての再雇用というのは非常に難しいことです。
コロナショックにより大手企業でも40歳代でリストラなんてことが起きている状況です。
10年後、20年後の日本となれば再雇用どころか60歳定年退職ですら難しい状況になっているでしょう。
25歳で35年ローンを組めば60歳で完済となりますが、25歳でマイホーム購入という方は少数派でしょう。
タメナースもローン完済するころには70歳ぐらいになっています…
私は60歳になる前に一括返済できるぐらいには貯蓄しておくつもりです。(金利や団信のことを考えると敢えてローンをダラダラ返済すると思いますが…)
今のところ退職金は十分にいただける計算ですが、コロナショックのような不景気がいつ起こるか分かりません。
ボーナス同様に10年後、20年後は退職金減額なんてことはどの企業でも十分に考えられます。
しっかりと考えて余裕をもったプランにしましょう。
そして自分の収入源となる会社がコロナショックや自然災害、テクノロジーの進化に伴うAI化に影響を受けないか?
こういったことが10年後、20年後にどうなっていくか予想しておくことも大切です。(予想できないから景気が左右されるのですがね…)
④FP(ファイナンシャルプランナー)に相談するべきか?
FPに相談することも良いことではありますが、最近は名ばかりのFPが本当に増えてきました。
保険や資産運用でもタメナースよりも知識の浅いFPは数多くいました。
ドヤ顔で的外れなことをすすめてきたりします。
FPにも当たりはずれがあるため(無料相談は本当にはずれなケースが多い)、自分で資産運用や住宅ローンについてのYouTube動画を10本ぐらい見た方がよほど参考になると思います。
本も2、3冊読んでおけば、その辺のFPには負けませんよ。
自分が理解しておけば不景気のたびにFPに相談なんて面倒なことしなくて済みますしね。
⑤共働きであることを過信してはならない
私の友人で夫婦共働きで住宅ローンを返済していたが、今回のコロナショック夫婦ともに収入が大幅減となりローン返済が困難となった方がいます。(ともに飲食業)
今は別の業界に再就職を考えていますが、こういったときに余裕をもって返済&貯蓄をしておけば生計を立て直す余裕が生まれます。
夫婦2馬力だからといって倍額で検討し、多額の住宅ローンを組むのは控えましょう。
夫婦の業種が同じであれば尚更です。
共倒れになることが一番怖いですね。
⑥住宅ローンの返済額にばかり気をとられるな!
現在の支出を把握しコントロールすることの方が大事なんだ!
収入に対して住宅費3割ぐらいが安全であると説明しましたが、住宅費というのは支出の一部です。
収入(40万円)に対し支出が32万円(8割)、資産運用8万円(2割)であればバッチリです。
毎月8万円で資産運用しておけば金利がプラスマイナス0%だとしても20年後には8万円×12か月×20年=1920万円ですからね。
住宅を一部リフォーム、自動車購入、子どもの進学費用といった大きな支出があったとしても、半分残せば1000万円です。
そして住宅ローンを収入に対して3割とするならば12万円で、ローンを差し引いた残りの支出が20万円(5割)となります。
(資産運用というのは貯金、そして積み立てNISAなどの投資にあてることですね。)
この住宅ローン以外の支出(収入の5割)も把握しておく必要があります。
食費、光熱費、教育費、お小遣いなどを20万円で抑えるということです。
FPでよくすすめられることは医療保険、生命保険の見直しですが、食費、光熱費、通信費(携帯電話料金)、小遣いあたりは節約しやすいですし、こういった節約情報は数多くあるのでSNSなんかを参考にして工夫しましょう。
以上となります。
参考になりましたか?
これらのことを注意しプランを立てていけば、安心してマイホーム購入、住宅ローン返済ができるのではないかと思います。
これからもみなさんのタメになる情報を発信していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。