日本の翼 ―Japanese Wingsー
昨年末に日本海にて発生した韓国海軍の駆逐艦による海上自衛隊機に対する射撃管制レーダーの照射(ロックオン)事件。以前、中国海軍のフリゲート艦が海自の護衛艦に同様のことをして問題となったが、今回はある意味、(その傲慢さで押し通すという点では一貫している)中国よりも、より厄介な(真性かまってちゃん)相手に問題はこじれにこじれた。 恥も外聞もわきまえず、嘘に嘘を塗り固め、駄々っ子の喧嘩のように、デタラメと言いがかりをわめき散らす、反日にしか国家統合の意識を見出すことのできない、アイデンティティを見失った某「大嘘民国」のことなどまったくもってどうでもいいが、図らずも当事者となった海自のP-1対潜哨戒機のことが私は気になった。
というのも、以前、米国海軍厚木飛行場に飛行機撮影に行ったとき、まだP-1は厚木基地に2機配備されただけだったのだ。
〔参考〕
P-1は米国製のP-3C(ピー・スリー・シー)対潜哨戒機の後継として、防衛省技術研究本部と川崎重工業の共同開発、川崎重工業が製造した国産の対潜哨戒機だ。 厚顔無恥な韓国人に対抗するため、防衛省がYoutube上に公開した映像からは、図らずも対潜哨戒機の洋上監視任務の一端がわかってしまった。 というわけで、P-1哨戒機が飛んでいるところを見たい、というわけで、ここは米国海軍厚木飛行場。 場所は神奈川県大和市福田。「大和ゆとりの森」公園の北側。神奈川県道45号(丸子中山茅ヶ崎線)に沿った歩道橋に架かる橋の上から厚木飛行場の滑走路を望む。
車は隣接する綾瀬市側の綾瀬スポーツ公園側の駐車場に止めた。両公園は隣接しているどころかほぼ一体のような感じになっている。 なお、厚木基地は厚木と名乗ってはいるが、実際にここから厚木市街は相模川を挟んで西に直線で8kmほど離れている。 なぜ厚木基地という名称なのかはわからない。なお、この名称は旧日本海軍の飛行場時代からのものだ。 駐機場を見ると、海自機がずらり。お目当てのP-1哨戒機やC-130、P-3Cの姿も見える。
なお、こちらのC-130は海自機である。
C-130と言えば空自の所属だと思うかもしれないが、海自にも6機所属している。 これは従来、海自の輸送用として使っていたYS-11が東日本大震災の災害派遣で、予想より早く運用年数(飛行時間)を迎えてしまったため、急遽、米国海軍がモスボール保管していたKC-130空中給油機をC-130に改修して購入したものである。 もとの機体は1975年から1976年の製造だが、ほとんど未使用状態で早い時期にモスボール保管されたこともあって、今後20年は運用できるようだ。 (以上、出典:Wikipedia) ところが今日はぜんぜん飛ばない日だった。当たり前である。この日は日曜日なのだ。 訓練飛行がお休みなのを承知で、せめて通常の哨戒任務に飛び立つものでも見えないものかと、藁にも縋る思いで遥々来たわけだ。 「ぜんぜん飛ばないねぇー今日はダメかなぁ」 そんなことを言い合っていると、同行していた友達が、ふと「あっちに何か見えない?」と言った。
友達が指さす方を見る。 私は目が悪く(近視)なので最初はわからなかった。 カメラのファインダーを望遠鏡のように使って空を探ると、確かに機影が見えたのだ。 まもなくその機影がこちらに向かってくるのを認めると、何とそれはお目当てのP-1だったのだ。
まさかまさかの。無駄足かと思いきや、なんと幸運なことか。
結局、見ることができたのはこの着陸機1機だけだったが、訓練を行わない日曜日なので1機だけでも見ることができてよかった。
(終わり)
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