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第192回例会 緊迫するグアテマラ情勢―アレバロ政権の樹立に向けて―(2023年11月20日開催)

中米グアテマラは1980年代に米国の支援を受けた軍事独裁政権が自国の先住民及びゲリラを20万人虐殺したことで知られる国でもあり、今なお国家の根幹にその問題とどう向かい合うかということが問い続けられている国でもある。しかし、民主化以降においても、腐敗した富裕層による国家の私有化は変化せず、かつて軍事政権を担った将軍たちが順繰りに大統領に就任するような状況が続いていた。そんな中2015年には市民社会がこうした状況に対してNOを突きつける大きな抗議運動が起こったが、それにもかかわらず状況を大きく変えることは出来なかった。
ところが、2023年の大統領選において、それまで注目もされていなかった泡沫候補アレバロが大統領に大差で選出されるということが起こった。これ自体が歴史的な変化であったが、ところがこれに対して、検察や裁判所などがこの大統領就任を阻止するためのあからさまな動きをはじめ、先住民たちがそれに対して新大統領を支持する抗議運動を展開するという状況が続いている。
こうした状況はどのような状況から生まれてきたのかを狐崎知己さんによって縦横無尽に語って頂きました。ぜひごらん下さい。

2023年2月のラテンアメリカ探訪再開以降、完全オンラインイベントとして企画されている関係上、画面はzoomの設定となっております。
いろいろ模索しながらよりよい企画を作っていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
この例会のビデオを視聴したい!という方は、この下に500円で有料エリアに進んで頂けますと、例会全編が視聴出来ます。ぜひご興味のある方は、購入・視聴していただければと思います。これからも例会を少しずつこのようにNOTEにて視聴出来るようにしていければと思いますのでよろしくお願いいたします。
ラテンアメリカ探訪のHPはこちら
(文:水口良樹)

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