グループの高校が全国優勝しました
副学長の横田です。これまで説明会や調印式にきてくれた方はご存知ですが私たちは「星槎大学」と連携協定を締結して開校することになりました。
大学なんて、そんな簡単に出来るかいなーって考えているうちにあっという間に出来てしまい、今はさっそく生徒募集をしているところです。
日々信じられないようなことが起こるけど、なぜ信じられないかというと、これまでの時代では考えられないような情報や技術の刷新が起こっていて、その理解の格差が起こり続けているからだと、ただただ感じています。
でも、それがすぐには理解されないし、自分の世界で具体的な変化が起こってこない限りは、それはこの世界では起こってないことになって、あるとき急に、「なぜこんなことになったんだ!」という風に思えてしまう。
変化はすでに起こっていて、「変化するんだな」と思った人はそのことをすでに自分の世界に受け入れ始めて、その人の世界を変化させていくもの。
ただ、その変化の兆しを感じさせるニュースが生まれるときがあります。
おなじ星槎グループの星槎国際湘南の女子サッカーチームが、創部5年目で全国優勝を果たしました。とにかくおめでとう、素晴らしい試合でした。
決勝戦をすべて見ていましたが、伝統校の地力と、革新校の勢いがぶつかった試合だなと思います。それぞれの試合運びに明確な方針があって、それが今回は星槎側に転がったものだと思いますが、決勝戦で十分に力が拮抗するまでに至ったことを証明したものと感じました。
こうやって結果を出すと、急に変化は身近なものになってくる。それがまた、甲子園ではなく「女子サッカー」というところがまたタイミングを感じさせるなーと思いました。
ぼくは甲子園を目指していた高校球児で、今でも試合を見ながら胸が熱くなるわけですが、競技人口が徐々に減り続けているのが本当のところ。
今まさに変化し続けて、競技人口が増え続けている「女子サッカー」競技での結果を出すことになったことにおもしろさを感じています。
星槎国際湘南のユニフォームが、ピンクと黄色のユニフォームで、パッと目を引くものでした。こういう色のユニフォームって、あまり男子サッカーで見ることがなかったけど、そこにも自由を感じさせる雰囲気を感じて、色々と象徴的な変化を感じる試合を見せてもらった気がします。
これからの時代に確実に言えることは、過去に生み出されてきた変化スピードとはまったく違う、もっともっと早い変化が起こるということ。
そのとき、情報や技術に対する理解の格差が明らかに開くということ。
今回は、そのことを象徴的に見せてもらえたような気がしたニュースで嬉しくなりました。
いまは、大学をつくる側として動いている僕らでさえも見えていないことであっても、新しい出会いや技術の革新によって支えられて、大きな変化として動いていくような、そんな気がしています。
これまでの常識を変えてしまうことに、まさか自分が関われちゃうのかよ。
それを当然のこととして信じられるような体験を、たとえ小さいことであったとしても、つくり続けていきたいと思います。少なくとも女子サッカーチームは、これまでの常識をひとつぶち壊してくれたわけですから。
(副学長 横田)
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