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角出し

 
私が憧れているイラストレーターのマツオヒロミさんが台湾初個展が開催してる!
 
そのため、玉響きもの喫茶部も今週から自主企画がはじまり、マツオヒロミ風のきものコーデや作品の中に特筆すべききものの元素を取り上げご紹介しようと思います。
 
一回目は角出し結びです。
 

マツオさんが描いた美少女、角出しを結んでる


江戸時代から人気の「角出し」結び、浮世絵にもよく見られ、て先がお太鼓におさめず角のように堂々と出し、カジュアルで色気が漂ってる女性っぽい帯結び。
江戸時代の遊女たちが結んだ角出しと現代のは結び方が違い、帯揚げと帯締めも使わず根本的に違う帯結びだけど、形が似てるのためそのまま「角出し」の名前を使い続けてきた。
 
そして、江戸時代の角出しは両面とも柄がある重い丸帯や表裏の柄が違う昼夜帯で結んだが現代は袋帯で結ぶ。
 
ちょっと!なんか名古屋帯で似ったような結び方がると気がする…
 
そう、丸帯と昼夜帯が消えてゆく、袋帯が礼装用になってる今名古屋帯こそ主流。
 
袋帯で結んでる二重太鼓を名古屋帯で一重太鼓結ぶのように、袋帯で結ぶ角出しも名古屋帯で「銀座結び」に変わってきた。
 

銀座結び


銀座結びと角出しは似てるように違うところもあり、一番わかりやすいのは角出しの太鼓は二枚重ね、銀座結びは一枚だけ。
 

木棉の名古屋帯で結んだ銀座結び


角出しは太鼓結びよりかたちが崩れ改まる場所(式典、婚礼)には不向きだが街着にビッタリ帯結びだと思う。
丸めの帯山に伸びだしにきたて先、まるでキャンディーのように可愛らしい!
私も大好き!
着付け習ってる生徒時代から将来角出し/銀座結び専門店にしようと決めた。
 
 
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自主企画その2、マツオヒロミ風きもの着てみた。
 


ダークグリーンにグレイの縞のきものにオレンジ色のバラ柄の名古屋帯を。
肌着は着せずヒラヒラ衿がついてる洋服を着て、その衿を表に出し和洋折衷のきこなしをした。
きものも帯もアンティークだけど最初はきものが地味で喫茶店の女給さんみたい、タンスにしまったけどこの企画のため画冊のページめぐると縞柄のきものよく見られる、ほんでタンスを探ぐりこれを見つけた。
 
派手な帯に合わせ写真アップしたらなんと!マツオさんがいいね押してくださった!
そのおかげで史上最高のPV数が稼いだ(笑/最高と言っても400くらいだけどね)
 
これからも頑張ります!
 
ちなみにマツオヒロミさんの台湾個展の情報↓
 
期間:10/7~11/5(PM1:30~9:00)
場所:d/art 3F(台北市武昌街二段14號2樓(販販売部)&3樓(会場)
観覧料:100台湾ドル(特製ハガキ付き)
月、火定休

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