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災害のおきた地域との連絡方法を迷う
大きな台風が通ったあとに、大きめの地震が北海道でおこりました。被害にあわれた地域の皆様、またその方々の身近な関係にいらっしゃる皆様にも心よりお見舞い申し上げます。
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<連絡方法 まとめ>
現状では、被害地域の外にいるわたしから、災害の起きた地域との連絡はしないこととしています。ひたすら、相手からの連絡、発信を待っています。それは、ほんとうに必要とされる緊急時の通信に割り込むことを避けるため。
被害地域の内から、外のかたへ連絡を取るときには、SNS(twitter、FaceBook、LINEなど)で一斉配信するのが、今のところほどよき方法でないかと思っています。
被害地域の中から、外へ向けての発信(無事の連絡など)
Twitter、FaceBookなどへの書き込みで被害の様子を知りました。
連絡が届き始めたのは、
地震発生からだと8時間程度たってから。
台風被害の様子は、その都度。ぽつんぽつんと届いてくる。
そのおかげで、Twitter、FaceBookなどに状況を書き込んでくれた友人たちは無事の確認もできるし、この後、欲しいお手伝いの内容が被害地の外にいるわたしにも伝わりつつあります。
普段使いなれているSNS(Twitter、Facebook、Instagramなど)でとりあえずの状況を書き込んでおくことは、電波がつながったすきにデータのやり取りができること、災害の中にあって緊張している状況でも使いやすいと思うのです。
ふだん、SNSでつながってない縁者さんたちのようすは、やはり、まだわからぬまま。「友人の友人の知人」のようなミラクルがあって、かすかに被害の様子をうかがい知るのみです。
災害ダイヤル「171」もあるけれど、電波状況の安定しない被害地域内。もしつながっても、録音する時間あるのだろうかと思ってしまいます。使い慣れているわけでもないし、あせっているだろうときに本当に使えるのか。わたしには自信がありません。それに、災害ダイヤルは録音できても48時間で伝言は消えてしまう。
無事を確認したい縁者へ連絡を取りたいおもいはあるのですが、今のところ、まだ直接の連絡は避けています。
同僚から聞いた「安否メール」のこと
東北の震災のあと、災害の発生地域で暮らし続けた同僚から聞いた「いちばん困ったのは多数の安否確認メール」ということばが、いまもまだ心に残ってます。
ネットから情報を得たいと繋げたはずなのに、メールやメッセージの受信で電波も重くかんじられる。
メールを送ろうと準備して、ようやく電波が繋がった。 でも、繋がったとおもえば、多数の安否確認メールがダウンロード?されてきます。
本当に、今の状況に必要なメールはどれだ??
探すのが、はじめのうちはわりあい大変でした。メールなどの受信設定で調整もできるものだけど 、そのときにはおもいつかず。やはり、かなり慌ててる状況にあったようです。
安否確認のメッセージを外からもらうことも、たいそう嬉しいのです。いただいたメッセージを読んで心強くもなるし。元気になったし、とても嬉しかったことも事実だけれど、困ったことになったと感じたのも事実(ごめんなさい)。
そして、今 やはり迷う
ちょうど震源となった地方には、いまも交流のある先輩の実家があり。また、札幌には数人の友人がおり。うち、ひとりは野外系の技術者で、もしもタイミング重なってれば震源の付近にいるかも知れず。
数人の友人、知人についておもうだけのわたしが、これほど、どきどきと緊張する有りさまであれば、もっと縁のふかい家族や身内を思う人は、どれ程の思いをもっているかと思うと、連絡を控えることも苦しいものかもしれないとも感じるのです。
それでも、連絡が来ると信じて「待つこと」。
そして、自分が今いる場所で、いまできることをしておく。
連絡がとどいたときに、お手伝いができる用意をしておく。
はじめのうちは、それが被害地域の外にいるひとのできることでないかと思うのです。
「待つこと」
かなり、勇気もいります。けれど、連絡を待つことは無事を祈ることにもつながると信じて。
今も、わたしは待っています。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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東北で起きたことを同僚から聞いたのが2011年のこと。
それからもう7年たっています。
この7年の間に、いろいろな通信網も発達しているはずだから、当時の様子がいまもそのまま当てはまるとも限らない。もしかすると、2018年の今になると、なにかいい連絡手段がもうできてるかもと、災害に関係する情報を集めている自治体のホームページなどをいくつか確認してみました。
(いまも、自治体さんがおすすめしている連絡の手段はそれほど変わっていないようです。)
安否確認伝言ダイヤルが各通信会社別にのってました。日ごろ、そういったものを確認して、連絡の取り方を覚えておくのもいいかもしれません。
けれど、災害にあった時には思った以上に慌てています。日常から使っているSNSをうまくつかっていくほうが、身近な方とは連絡が取りやすいのではないかと感じました。