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世界はまだまだ面白い!#104 飛行機(2)

昨日、福岡から帰って来ました。2時間弱の国内線ですが、A350 -900の機体は綺麗で、映画は観れるは、充電は出来るは、Wi-Fiは無料で使えるは、全く文句ないフライトでした。いやあ、飛行機の旅は、快適になりました。。

今から、40年前に、学生時代に国内線にも乗ったことが無い私は、最初の出張で、成田から中東のオマーンに向かいました。バンコクで給油、カラチ経由でマスカットに到着する予定でしたが、カラチが台風で着陸できず、雷が窓の外に閃く暴風雨の中、飛行機は木の葉のように揺られながら、カラチをスキップしてオマーンのマスカット空港に到着しました(映画「トワイライトゾーン」に似たようなシーンがありましたね、嵐の中で羽根の上に、悪魔が乗っかっているシーン。まさにあれです)。夜中の空港で、荷物を待っていたら一つも出てこず、飛行機は荷物と一緒にカラチに戻って行ったという事で、ロストの手続きをして、ホテルに向かい、「着の身着のまま」で真夏のオマーンで仕事を始めました(汗臭いのなんの)。

荷物が出てくるまでの辛抱だと思い待ってましたが、出てきたのは一週間後で、真新しいスーツケースは、見るも無残に破壊されて、ロープで縛られていました。もちろん中身は空っぽで、「着の身着のまま」は続きます(スーツケースが出て来ただけ良かったと航空会社。一切の補償はありません)。ようやくオマーンでの仕事を終えて、次の目的地であるバハレーンに向かう日の空港で、飛行機はリコンファームしていたにも関わらず、前日に出発したと。またまたマスカットで一泊することになりました(ホテルが取れないんだな、これが。)。
to be continued..#105に続く!

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