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世界はまだまだ面白い!#216 入るを量りて出ずるを制す

今日、2月2日は「節分」です。地球の公転周期が365日+「約6時間」の微妙なずれは、「うるう年」で調整されたりしますが、調整されない端数が調整されて「立春」の前日である「節分」が、2月3日ではなく、今年は2月2日だそうです。ご興味のある方は、お調べください。ちなみに「節分」を祝う文化は、日本独自の文化で、世界にはありません。

節分では、「豆」をまいたり、「恵方巻」を食べたりしますが、最近は「恵方巻」がだんだんと豪華になってきています。私が子供の頃、大阪では、普通の安い「太巻き」を「恵方」を向いて、家族皆、一言も話さず、一気に食べるという、苦行にも似た時間でした。確か、お茶も許されなかったと記憶しています。おかずは「目ざし」だけで、無言で一気食いの儀式が終わってから頂きました。豆まきも、がんがん、まきますから、掃除が大変で、味の無い豆を、歳の数だけ食べなきゃいけないのでこれも辛かったですね。

さて、そんな「恵方巻」ですが、驚くほど高い!米も、海苔も値上り、具材も値上りらしいですが、デパートでは、1本3千円代、スーパーでも1本2千円代(あくまで、私が調べた普通の商品で、さらに高いのもたくさんあります)。低賃金で生活が苦しいはずなのに、売れているようです。2月14日のバレンタインのチョコレートも恵方巻同様、数千円から1万円!マーケティング戦略に乗せられている気がします。

生活が苦しいのであれば、その中でやりくりをするのが当たり前です。「入るを量りて、出ずるを制す」、収入に応じた支出をするという当たり前の言葉ですが、私の大好きな言葉で、公私ともに実践しています。高くて、手が届かなければ、買ったつもりで、食べたつもりで過ごしましょう。罰が当たったという話は少なくとも聞いたことはありません。身の丈に合った生活をしましょうね!


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