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世界はまだまだ面白い!#127 株主総会
多くの企業で「株主総会」の真っ最中です。総会の「招集通知」が届きますが、ほぼ「お土産のご用意はございません」と、毎年、表紙に大きく書かれており、「WEB」での投票を勧められています。「来ないでください」感が、ありありです。
海外の株主総会には、年に1回の株主との触れ合いの機会を大切にしたいと思われるイベントも開催されて、「株主を大事にしている感」があります。質疑応答も見事です。日本の株主総会では、何回も身内でリハーサルをやって、分厚い想定問答集を作成して、考えられるほぼ全ての質問に、答える担当も決めて取り組みます。応答はほぼ原稿通りに読み上げられます。たまに想定外の質問が来るとたいていは議事に関係ないと、司会にはねられるのが落ちです。
株主は基本、その会社を応援しているから、大事なお金を投資しています。応援しない会社に投資はしません。その株主との関りは、経営者にとっては面倒くさいかもしれませんが、質疑応答に真摯に対応いただきたいと思います。コロナ禍ならともかく、経営者にとっては勇気のいる事ですが、よほどのことが無い限り、「株主総会に是非来てください」と株主(応援団)にアピールするのが本当だと思います。
新NISAで、投資に関心を持つ方も増えて、金儲けに関する本も多く出版されていますが、自分が関心を持った会社を応援するために投資をするというのが基本的なスタンスであると私は思いますね。