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高次脳機能障害「私」のマイクロツーリズム~地域活動(自治会のサロン)に参加した~


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今日(11/5)は天気はよかったけれど肌寒かった。
もっとも暦の上では冬間近なのだからもっともな話か。

今日は、自治会館で開催されたサロンに参加した。
先週はゴミ拾い、先々週はぼっちゃ体験会。
このところ毎週のように地域行事に参加している。

今回のサロン、近隣の方が20名超参加されていた。
「私」の知っている方はいなかったが、逆に「私」を覚えて
もらうことにつながればと思っている。

今日はみんなで折り紙をした。
右手麻痺の「私」はできないので、たまさん(「私」のだんな)に
折ってもらった。

まあ、なんとも不器用なこと。
そういえばたまさんは天才的な不器用だった。
トップ画面の鶴は、たまさんが「あわわっ」と言っているのを先生が
見かねてほとんど手伝ってもらったものだ。


たまさんの作った折り紙(ツリー)

画像はたまさんが自分で作った「ツリー」。
見てお分かりの通り。
幼稚園児のお遊びレベル!?
亡くなったたまさんのお母さんも「毎年文化祭では、あの子の工作だけうまくできていなくて飾られていなかった」と言っていた。

しかし、たまさんは「まあ、おれにしてはうまくいった方だ」と。
この人の悪びれないスタンスは本当にすごいと思う。

ちなみに昨日11/4をもって、たまさんが開設している「おおい元気ぼっくす」は丸三年が経過したという。
ほとんどコロナ禍の中でスタートした割にここまで続いたのも、こうしたペロンペロンとしたたまさんのスタンスにあるのだと思う。

最近は固定客も増え始めているようだ。
ただ講師の方々にはずいぶんとご迷惑をおかけしていると思う。
たまさん自身も、「来年はもっと先生方に稼いでいただけるような環境をつくる」と息巻いている。

最近、たまさんが「私」を地域活動にさかんに連れ出しているのも、ある意味の地域の方々へのアピールもあるのだろう。
さらに言えば、「参加」や「活動」は、いわゆる「私」自身の生活の質(QOL)の向上にもつながると思う。

福祉環境の中に「私」がいるのではなく、通常の生活環境の中に「私」が存在する。
それが究極の目標だ。
その目標に一歩でも近づけるように、これからも地域活動に積極的に参加するつもりだ。

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