料理について、3つの大事なこと
このご時世、自炊が求められがちです。
だけど、どうしても意欲がわかない、面倒くさい、どう始めたらいいのかわからない、といった人も多いと思います。
僕は最近になってようやく、「ご飯作れるよ!」と言えるくらい夕飯作りの回数を重ねることができたので、ここ1〜2年間で料理を作ってきて、料理を作るときに大事だなと思ったことを書いておきます。
おすすめレシピや調理方法についてのお話ではありません。
どちらかというと思想のお話です。
①食材を楽しむ
料理の半分は食材選びです。
僕の料理づくりのモチベーションの大半は「この食材を使いたい!」です。
なので、なんとなく料理をする意欲がわかない人は、美味しい魚や肉の判断方法を調べてみたり、百貨店や高級スーパーで珍しい野菜を見つけたりするといいかもしれません。僕もそれで興味が湧いてきました。
たとえば、新鮮なら野菜も魚も生で食べられるので、水で洗った珍しい野菜に美味しい刺身を乗せれば、あっという間に一品出来上がり。おそらく所要時間3分以下。これだって美味しい料理。
つまり、ご飯やパン、スープと一緒に食べれば立派な定食です。
新鮮な食材が24時間いつでも手に入る環境ならではの贅沢です。
②真っ当なレシピを見る
この情報化社会。
インターネットで料理名を調べると何でも作り方が出てきます。
だけど、三ツ星シェフの有料レシピから自称シェフの素人投稿まであまりに多すぎてどれを参考にすべきか困ってしまいました。
そこで僕の経験から導き出した正解が『企業が出してるレシピを見る』です。
例えば、百貨店や調味料の会社、飲料会社なんかが出してるレシピは間違いないです。
百貨店のレシピはお客さんに出せるし、調味料会社のレシピはモノさえあれば簡単にさっと作れ、飲料会社のレシピはたいてい味濃いめで飲料(麦ジュース)によく合います。
つまり、各企業がブランドのPRの為に出してるレシピです。これらは、自分でアレンジする必要の全く無い、完全なレシピばかりでした。
ちなみに、レシピ内の調味料によくある『少々』と『ひとつまみ』について、僕は人差し指と親指で摘めるくらいだと解釈しています。
ただ、『適量』。これに関しては本当に適量だから何もアドバイスできません…
③お皿に盛り付ける
『お皿に盛り付ける』
実はこれ、すごく大事で、その辺で買ってきたお惣菜や、冷凍ご飯、果てはカップラーメンさえ、お皿や丼に盛り付けるとそれだけで美味しさが10倍くらいになります。
要は、缶ビールより瓶ビールのほうが美味しい理論です。
騙されたと思ってやってみてください。確実に美味しくなります。
お皿は何でも構いません。百均のでもいいし、パン祭りでもいいです。高級料理店だって、使ってるお皿は案外普通です。
洗い物が面倒くさかったら、紙皿でピクニック気分を味わっても良いです。
保存容器と食器は明確に違うってことがよく分かると思います。
以上が、僕が大事だと思った3つの事です。
おすすめのレシピや調味料、調理器具や実践編などは色んな人が色々綴っているので今回は触れないでおきます。
最後に、料理に一番必要なのは『美味しく食べる人』です。
それはあなたかもしれないし、一緒に住んでいる大切な人かもしれません。
美味しく食べてこその料理です。
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