もとか
タマヤスデの飼育データ
フィールド採集の記録
最近は各ショップでメガボールの入荷が見られるようになりました。 タマヤスデ好きの方以外でも気になる人は多いのではないでしょうか? しかし、 飼育が難しい すぐに死ぬ 長期飼育が不可能 と大体の方に周知されているのではないでしょうか? かくいう僕もその1人で、そしてその考えで間違いありません。 僕がタマヤスデの観察や勉強をし始めたのも、メガボールとホウセキタマヤスデという二大巨塔の存在があったからです。 今回の入荷で僕も数匹入手しましたので長期飼育を目指して行きたいと
こんにちは! 最近海外のブリーダーさん達とお話をする機会がありましたので、飼育環境をお伺いしてきました。 ネッタイタマヤスデの繁殖をしている方のお話です。 Q.床材はどう作っていますか? Substrate = beetle larva met + sphagnum moss+ Rotten wood カブトムシ幼虫マットに水苔と朽木を合わせたものだそうです。 やはりある程度熟成の進んだ粒子の細かい土を使いつつ、ふんわり感を出すことが大切なようです。 Rotten
皆さん、タマヤスデの飼育は順調ですか? (そもそも飼育してる人はどれくらいいらっしゃるのか…) 僕は日々タマヤスデを探して山へ入っているのですが、変わったタマヤスデは発見できていません。 しかし、野生下のタマヤスデを観察することはとても飼育する上で役立つと信じて観察しています。 本日は先人達が残してきて下さったブログ等を読んでいて目に止まった2つの事について考えてみようと思います。 タマヤスデは潜らせてなんぼ タマヤスデは入荷した時点で寿命が残り少ない この2つの
子供時代、家から10分くらいの場所に地元の人達から"お滝さん"の愛称で呼ばれていた小さな滝のある山があった。 僕の地元はとても田舎で家の裏は見渡す限り田んぼしかない。 小学校までの通学路もただただ田んぼ道を真っ直ぐ歩くだけ。 田んぼの中を流れる用水路ではフナやタナゴを捕まえていた。 幼少時代の僕はカブトムシとクワガタ以外の虫に興味がなく、毎日のように学校から帰ると魚採りをしていた。 "お滝さん"では夏になると地蔵盆や子供会の納涼祭やラジオ体操が行われていた。 僕はラジ
今日は実際にタマヤスデの生息環境を見ながら、僕が何故今の床材のセッティングになったかを書いて行きたいと思います。 国産タマヤスデの生息環境なので当てはまらない種類も居るとは思いますが"今の所"は正解に近いのではないかと思います。 野生下でタマヤスデと出会う為にはこういった倒木を見つけることです。 クヌギの朽木 クヌギが生えている周辺なので勿論周りに落ち葉があります。 では、朽木をめくってみます。 このように朽木に張り付いてタマヤスデは生息しています。 朽木に溜まっ
タイ産のタマヤスデ ブラックヘッドキャンディボールの飼育をスタートしたので先人達を見習って記録を残していこうと思います! ブラックヘッドキャンディボール Rhopalomeris cf. carnifex 非常に綺麗な色合いです。 床材のセッティングは今現在飼育している国産のタマヤスデのセッティングを元にしつつ、改良してみました。 ★床材レシピ 朽木5 黒土3 ココピート1 腐葉土1 現在飼育中のタマヤスデ達はこのセッティングでブリードまで成功しています。 写真中