【丸亀市・本島 島巡り】#山寺・正覚院 副住職の三好祥晃さんに導かれ、お経を読み、五体投地を体験。更には標高161mの八ヶ峰に登った。絶景!
三好福住職は、中学を卒業した後、京都の高校に進学し、醍醐派の総本山である「醍醐寺」に住み込んで通ったそう。大学は学校推薦で東京へ行った。卒業が近づいて、得意な語学で留学を志し、東京の下宿先が品川にある「品川寺」で、品川とジュネーブが友好都市だった縁もあって、スイスに留学、ジュネーブで暮らした。留学は一年間だったが、帰国後は東京の出版社に勤めた後、本島に戻ってきた。
三好副住職の様々な経験は、InstagramやHP、Facebookなどの開設、訪れる人たちへのお寺や教えの説明を行うなどの活動に生き、昨年にはパートナーの真季世さんが蔵を活かして、発酵食品の喫茶店「山の上のアワウ」をオープンさせた。真季世さんが2022年に、岡山からのチャーター船に、白無垢の花嫁衣裳で島に渡って来た時は、1965年以来、57年振りだった事から、「瀬戸の花嫁」としてニュースになった。
正覚院は、正式には、大本山妙智山正覚院観音寺と言い、通称が山寺だった。京都の醍醐寺を総本山とし真言宗醍醐派の大本山である。ホームページの由緒によると、約1300年前の奈良時代、神亀年間(724年〜729年)に東大寺の大仏開眼よりも約30年も前に 聖武天皇の勅願により開創され、戦後まで塩飽諸島の総括寺院とされていた。 塩飽諸島の寺院の修行道場であり、多くの僧侶を輩出してきた、と言う。
正覚院の本殿から、山を登っていくと、八ヶ峰の山頂まで歩く事ができ、瀬戸大橋や大小28の島からなる塩飽諸島の多島美を楽しむことが出来る。
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