聴くと悦に入る音楽の話～ホームタウン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)～

Youtubeで音楽を聴く。
日々目当ての曲を聴いては、関連動画が知らぬ間に流れて、その曲もハマる。
外出先で曲が聞きたくなって、それに頭が持っていかれる。
相手の話を聞いてないなど、日常生活に支障がきたしているので、この場を借りて、曲を聴きたい欲を解消したいと思う。
これは、生理現象だ。


今回取り上げたい曲は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの『ホームタウン』だ。

BSテレ東でやっていたドラマ『神酒クリニックで乾杯を』の主題歌だった。

https://www.bs-tvtokyo.co.jp/mikiclinic/

神酒クリニックを観る理由は、100％山下美月。乃木坂のメンバーが出ていなければ、観ることのなかったドラマだ。

元々BSで放送されていたので、観れないなとあきらめていたドラマだった。

ある日のこと。
『乃木中』『欅書け』『日向坂』の坂道3番組を観終わったあと、番組表を見ていた。
明日は学校があるけれども、なんとなく寝れない。寝なくてはいけない現実から目を逸らすべく、番組表を見ていた。

すると、私の目に飛び込んできたのが『神酒クリニック』の文字。

おそらく、山下美月が主演する『電影少女』が放送されているからだ。彼女が過去に出演していた『神酒クリニック』を再放送すれば、視聴率が見込める。そういった理由があるのだろう。

『神酒クリニック』は、すこぶる面白かった。医者でありながら、探偵みたいなことをする。それぞれが何かしらのスペシャリストで、各々の個性を活かしながら、事件を解決する。

事件が解決し、神酒クリニックのメンバーが勢揃いしているときに流れるのが、『ホームタウン』だ。

事件が解決した後の心地よさが、曲を聴くたびに思い出される。
神酒クリニックの一同が集結した時のかっこよさが、曲を聴くたびに思い浮かぶ。


単純にそれを思い出すから、『ホームタウン』が聴きたくなる。歌詞がどうとか、音楽がどうとかは正直なんでもいい。
あの『神酒クリニック』の最後に流れていた曲であれば、ぶっちゃけなんでもいい。


ただ、私はボーカルの後藤さんの歌い方が好きだ。


私はよく『フリースタイルダンジョン』を毎週観ている。フリースタイルの知識は全くない。ただいかついお兄ちゃんたちが、即興でダジャレのような、韻を踏む様が、観ていてとても興奮する。

バトルの後、審査員がフロウだのライムだの言うが、さっぱりわからない。
調べてみたところ、ライムというのは韻を踏むことらしい。

そして、フロウは、「歌い方」や「節」のことだという。
私は後藤さんのフロウが好きだ。
モゴモゴ言うような、こもったような歌い方をする。


それは、『ホームタウン』に限った話ではない。

かの超ヒット曲、『リライト』でも、1番はとてもモゴモゴしてる。

カラオケで『リライト』を歌う。私は音域が狭い。1番のあのモゴモゴしたところは歌えるけれども、サビでいきなり

「消してえええええええ！！！！」


となって喉を壊す。あまり『リライト』を歌いたくはない。オクターブ下げればいい話か。

あの気だるそうな歌い方はとても好きだ。

昔、AKBの『恋するフォーチュンクッキー』を、後藤さん風に歌うのにハマっていた。
1番はモゴモゴ歌って、サビでいきなり

「恋するううううううう！！！」

と歌う。喉を壊すけれども、笑ってしまう。やめられないんだな。


いつか
「39度の熱がありながらも歌う、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文」
のモノマネをしたいなと思う。ウケるかな。わかんねえや。でも俺は絶対笑う。だって面白いもん。


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