僧侶の帽子が筋肉で「僧帽筋」
「僧帽筋」って意識して鍛えることがなかったな、と。薄めのこの場所をもう少し分厚くしたい今日この頃。
二頭筋、三頭筋、広背筋、大胸筋、腹筋とどれも肉の分かれ方やら部位からその名称が来ているのに、なぜいきなり僧侶の帽子。
見出し絵のような感じでカトリック教の修道士のかぶる長頭巾の形に似ていたところからその名前が来ているらしい。
なんかで調べるとこれでもかといわんばかりに検索結果が。
外国語の訳語から名づけられたのかな…と思いつつも……
英語:Trapezius muscle
ロシア語:Трапециевидная мышца
中国語:斜方肌
スペイン語:Músculo trapecio
フランス語:Muscle trapèze
どうやらそうではないっぽいんですよ。英語で「Trapezius=台形」でして他国でも文字面からもおそらく、台形的なところから名づけらている。日本だけ僧侶の帽子。誰なんでしょうね。こんなおちゃめな命名したの。いろいろ見てみたのですが、名づけ親までは出てこず。あれですか、杉田玄白とかですか。解体新書的な意味で。じゃあオランダ語!
オランダ語:Trapezius spier
ちがった。オランダも台形。
ちなみに。
アラビア語:العضلة شبه المنحرفة
こういう調べ方するとき、アラビア語はもう何言ってるか全くわからないので、少しくらい勉強しとこうかと思ったり思わなかったり。
僧帽で調べてたらこんな器官も。
僧帽弁
僧帽弁(そうぼうべん、英: mitral valve, 羅: valva mitralis)とは、心臓の左心房と左心室の間にある弁である。その形状がカトリックの司教冠に似ているとして命名された。二尖弁、左房室弁ともいう。
カトリックの司教冠と。
形の由来は違うらしい。
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で、調べている途中、一瞬書くのやめようかと思うくらいnoteでもしっかりまとめられていた記事と出会ったので、こちらもどうぞ。
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