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「ママ」からの解放
以前の記事(自分を見失う負のループ)の続きとなります。
以下の問い↓について、考えてみたいと思います。
「ママの<孤独>を解消する」新規事業として、寂しさを解消するためのソリューションを提案したいと思っています。でもさ。それって、もしかして。ママたちがネガティブ・ケイパビリティを得る機会を失わせる原因になり得るのではないでしょうか。
「ネガティブ・ケイパビリティを得る機会を失わせる原因に」だなんてずいぶんおこがましいこと書いてますが、お許しください🙏
審査直前にモヤったままなのも嫌なので…noteの場を借りて、上記問いの答えについて脳内たれ流しをします。
100%ママ状態は自分自身なのか
前回の記事にね。あやかさんがこの問いの大ヒントを与えてくれました。
「100%ママ状態」自体が尋常ではないのだから、ママとしての「孤独(寂しさ)」にネガティブケーパビリティは必要なのかな…??
つまり、100%ママ状態で自己対話したところで、それって自分じゃないよね???っていう。
だから、まず、「やっぱりママの孤独(寂しさ)を救う」っていうのは、すごく大事だと思います。孤独(寂しさ)から脱したママは、本来の「自分」になれる気がするな~
これだー!!!
まず、そもそも寂しい!辛いと言っているママたちは、「ママ」の仮面をかぶっていて、しかもそれが自分自身だと錯覚している。そこに、パートナーも加担してたりする。
このあたり、もうちょっと詳しく言及してみますね。
そもそも、ママたちが寂しさを感じる理由
以前、ヒアリングでお聞きした「自分からも他者からも、無関心」というフレーズ。それを図化してみました。↓
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まず、「ママ」という役割を全うしようと努力する。次に、パートナーは役割の「ママ」をAさん本人だと錯覚する。次第に、Aさん本人も「ママ」=自分だと錯覚する。
そうした結果、本来のAさんに強烈な孤独感が残る…。
なお、これはあくまで「ママ」が主体の図であり、現実問題では
パートナー本人と「パパ」という役割も出てくるんですよね。だからよりいっそう複雑なんだと思いました。
マルチタスクな育児が「寂しさ」を加速
前回は「スマホの常時接続により没頭する機会を失い、感覚が鈍くなる」と描きました。
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ここに「ママ」を組み合わせるとすると…
「常時接続でマルチタスク」のマルチタスクみが際立ってくると思いませんか。
育児・家事って常にマルチタスクだから。昼夜問わずの授乳、おむつ交換、沐浴、寝かしつけ、ごはんづくり、掃除、洗濯。ミルク缶、おむつのストック管理、食材発注、片付け。乳児発疹・アレルギー対応や予防接種の管理。(いくらでも書ける)
もちろん、すべて「ママ」としてやるべき仕事だとは言いませんよ。けど、ママのみが育休をとっている家庭はどうしても偏りがちなのも現実なんですよ。
寂しさが加速されるの、当然じゃないですか?
結論
結論、いま「ネガティブ・ケイパビリティ」をママに求めるのはまだ早い。まずはママという呪いを解くことが先だよね。
ようし、、、プレゼン、頑張ってきます。
(実は今日なの)
いってきます!
おしまい