【脱・他者依存】自分の人生でやりたいこと、ありますか?
自分の人生でやりたいこと、はっきりしてますか?
出産・育休・復帰を機に、考えるきっかけを得たので、綴ります。
出産も束の間、生後6カ月で復帰
「二十代で第一子!」を目標に、逆算的に結婚・出産へと至った二十代。
典型的な都内の核家族。冬生まれの息子。目標が達成してしまった私は、人生の次なる目標を据えずに、早々に育休から復帰をしました。
そのいちばんの理由は「社会的に孤独だった」から。
生まれたての赤子に話しかけても人間らしい反応はなく、もちろん会話も成り立たない。夫は帰ってこない。ちまたでいう「ワンオペ育児」をしていました。
このままじゃ辛いと思い、社会的存在意義をインスタグラムで見出していました。ママ垢をつくって息子の成長記録を更新する日々。でも、満たされない。私は何のために今生きているのか。産後のブルー期もあったとは思いますが、大人としゃべりたくて仕方がない日々でした。
所属組織がないというだけで不安でたまらない人は私のことだ
ちきりん著「未来の働き方を考えよう」を読んで、ドカーンとこぶしで殴られたような感覚になりました。
▶やりたいことが明確になるという幸運(P192)
”世の中には所属組織がないというだけで、不安でたまらない人もいます。(中略)でも私の場合は、一人旅も楽しいし、数日間誰とも話さずに文章を書いていてもさみしくはありません。誰かほめてくれる人が周りにいないとやる気が出ないわけでもありません。社会に何ら貢献できていなくても、自分の存在意義を不安に思うことはないという精神力があるからこそ、こういう生活が楽しめるのです。”
息子の育休時、まさに私は「所属組織がないというだけで不安でたまらない人」だったのです。離乳食もままならない時期ではありましたが、まるで育児から逃げるようなスピード感で復帰をしたときの気持ちを思い出しました。
育児から逃げるように復帰した理由は、「社会とのつながり」「自己効力感」を得たかったから。そのためには、仕事に復帰することが一番の近道だと思ったんです。
復帰後、精神面では健康だったが体調が崩れてきた
当時の選択と生活を思い返すと・・・
① フルタイム就業に固執
② 毎日片道1時間近くをかけて通勤
③ 延長保育、毎日夜暗くなってからのお迎え
④ トドメの毎晩の夜泣き・・・。
復帰後はがむしゃらに成果を出したく、また子持ちだからという配慮が煩わしくて仕方ありませんでした。俗にいうマミートラックには乗るもんかという勢いだけで、何とか育児と仕事を成立させていた気がします。(記憶があいまい・・・笑)
復帰後、精神的には健康に過ごしていたものの、体調がすぐれないことが増えてきました。そりゃあこんな生活、体ぼろぼろになりますよね。
子どもの体調不良はもちろん私に移りますし、かつ、なぜか私だけが胃腸炎にかかることが増えてきたのです。3カ月に一回は胃腸炎になってへろへろ、激やせをしてました…。辛かった…。
突然の電話休暇も、育休復帰後によくある
「子どもが熱を出して…」
ではなく、自分自身の発熱によることが多くて(笑)不甲斐ない気持ちでいっぱいでした。
ああ、体は正直なんだなあ・・・と学びました。いくら精神的には健康と思っていても、体は音を上げている。これじゃあ健康とは言えないし、そもそも、私、なんでこんなに急いで復帰したんだろう?体をぼろぼろにしてまでやりたいことって、本当に仕事だったんだろうか?と、さ迷いました。
人生で本当にやりたいことって何?
”自分が本当にやりたいことが明確になれば、世間の常識に自分を合せる必要がなくなります。(中略)他人の目も気にならなくなり、自分の行く道に自信が持てるのです。”
当時私が考えていた「やりたいこと」は、
・自身の存在意義・価値や有能さを誰かに承認されたい
・そのためには社会とつながって仕事をしたい
でした。そう、お気づきのとおり、そもそも他人の目に依存した人生を選んでいました。
今、まさに二人目を妊娠中。
他人の目から見てどうか、ではなく。
仕事になってもならなくても。
自分が心から楽しいと思えること、したいことって何だろう?
どんな生活を送りたいのだろう?
もう少し、ゆっくりと時間をかけて考えてみたいと思います。
みなさんのやりたいことって、何ですか?
めちゃめちゃおすすめのちきりんさんの書籍↑
#ちきりん #私らしい働き方
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?