右とか左とか、保守とかリベラルとか誰も教えてくれない理由
こんにちは。たまです。
新生児との生活もリズムをつかんできました。やはり夫婦ダブル育休は精神的・肉体的負担が全く違いますね。
さて、わたしが赤ちゃんを産んだ週末、衆院選がありました。みなさんは投票にいかれましたか?
わたしは投票に行くのが当たり前という姿勢の一方で、夫は
「誰に投票すればいいか分からないから行かない」
の一点張り。断固として一緒に行ってくれませんでした。
けど、それもそうですよね。
選挙に行こう!とか、政治に興味を持とう!とかは言うくせに、じゃあ誰に入れればいいの?と聞いても「それは自分で考えなさい」と丸投げ。ほんとうに政治的なことは誰も教えてくれないですよね。どちらの気持ちもわかります。
また、テレビでやっている討論番組の中でも、用語が分からない。右とか左とか、保守とかリベラルとか。ググっても分からないし、そういえば学校でも教わってないな。(学校が教えてくれない理由は一番最後に書きます)
そんな疑問に真っ向から向き合ってくれる本に出合いました。著者の政治的スタンスも見せてくれるため信頼に値します。
政治ポジション全体図をまとめてみた
まず、「今の世の中をどう思うか?」という問いに対して
⇒今のままがいい!維持したい!/このままでいいよ、よく分からないし
と思う方は、体制派になります。投票に行かないわたしの夫も体制派になるんですね。
え?派閥なんかに入りたくない?それでも、自動的に体制派に分類されます。だって、変えたい!と思っていないからです。
一方、「今の世の中をどう思うか?」という問いに対して
⇒こんな世の中おかしい!何とかしたい!
と思う方は、反体制派になります。子育て世代になり、あらゆる政策に不満を持った私はこちらですね。
みぎとひだり
で、反体制派はイデオロギーの違いによってざっくりとリベラル(左派)と保守(右派)に分けられます。
イデオロギーとは、「世の中とはこうあるべき!」という政治的理念のこと。このイデオロギーに則って、各政党に議員が集まっています。
戦前、戦後、現代という時代・経済の流れとともに、イデオロギーもずいぶんと変化を遂げてきて来ていますが、ざっくりとわけると右と左なんです。
このなかにはそれぞれ「右翼」と「左翼」が含まれます。ネット上で罵声のように叫ばれる言葉・・・な印象ですよね。そしてちょっと怖い。社会のタブー?みたいな言葉。
右翼、左翼は戦前からあったイデオロギーです。そしてタブー化されてしまった原因は、それぞれの本格派(過激派)が数々の暴動を起こしてきたから。
詳しくはぜひ書籍を!
で、自分はどっち?
うーん。はっきりと決められないけど、今の社会に不満があるから、反体制派であることは確実かな?
書籍にもあるけど、反体制派は「当事者になってしまった人」か「当事者ではないけど世の中おかしい!と思う人」が属するんですって。
わたしは圧倒的前者でした。子どもを授かり、産み育てる親世代になった今、社会に対する「おかしくない?」があふれてきた。
例えば、女性に対して「子どもを産め!そして働き続けろ!」という割には保育園に入れない問題とか。矛盾してない?
で、みぎかひだりか。
戦争は絶対に反対!こどもたちが生きる未来にも、戦争なんてあってはならないと思う。だから、たぶんひだり(リベラル)なのかな?
ただ、経済政策としては「自由」がいいとも思う。働けど働けど税金ばかりとられるし!しまいにはその税金の使い道たるや信頼も置けないし。ひだり的に「平等」を目指して税金を集めたところで本当に平等になるとも思えないんですよね。
だから、「自由」にというかむしろ「個人」で生きていかざるを得ないのかなあとか思うわけです。
もっと知りたい人はぜひちきりんさんのVoicyで
いまはもうプレミアム放送に変わっちゃったんだけど、この放送を聞いてみるともっと面白いかと。私ももう一度ききたい。
学校がこうゆうのを教えてくれない理由
学校は、「体制派」だからなんです。学校の本音は、みんなに「反体制派」になってほしくない。だって、いまの体制が崩れちゃうかもしれないからね。
なんてことでしょうね。