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子どもの前でスマホいじるのだめですか
こどもとの遊びって、純粋に楽しめますか?
正直、わたしにとってはものたりなくて()、ついスマホをいじったりパソコン開いてたりします。メールチェックしたりこうやってnote書いたり。ただ、電車移動中やごはん中だけはスマホは触らずにむすことの会話を楽しんでます。裏を返すと、これ以外の時間はやりたいようにやってます。
どこかの育児本で「子どもの前でのスマホはやめましょう」的なことが書いてあったような気もするけど、わたしの価値観的には「いや無理でしょw」とスルーしてました。調べものだってあるんだし。
でも最近、子どもの前でのスマホはNGと考えてるママに続けざまに会いました。(例のヒアリングです。)あれれ、そういった価値観がマジョリティなのか?といまさら疑問に。
圧倒的パパのスマホ率
では、子どもの遊び場でスマホをいじる親はどれだけいるでしょうか。わたしの記憶の中をサーベイしてみました。
パパ→80%くらい。(ママ不在、子供と二人きりの時はより高い傾向)
ママ→20%くらい。(ほとんど見かけたことないかも…)
そういえばママたちがスマホいじってるのってほぼ見ないかもしれません。子どもの写真を撮るとき以外は。まじか。
どうしたいかよりどう思われるか
なんでこうもパパ/ママで差がでてきたんでしょうね。
以下、勝手な妄想です。
パパがブラック労働系
ママの方が子どもと接してる時間が長くなる
子どものことを優先的に考える
子どもにとってやった方がいいこと/やってはいけないことの情報を収集する
ママはそれを実行する
また、4、5あたりにおいてママたちは子育てに関して他人の目をめちゃくちゃ気にしているかもしれないとも思いました。「母親」として当然のことができてない、と評価されないことが怖いから。めちゃくちゃわかる。みんなできてるのにあなたはできないの?って思われるの怖いもん。
一方、パパは(激務ゆえ)そもそも脳内のポートフォリオがそこまで子どもに割かれていないので、4「子どもにとってやった方がいいこと/やってはいけないことの情報」の感度が低いし、5やってみようともあまり思わない・・・んじゃなかろうか。そして他人の目をそんなに気にしないのは、自身の「父親」としての評価軸に関心がないから、かなぁ。それはそれでちょっとどうなのと思うけど。
排気ガス出がち
でもね、「スマホ見ずに100%子どもと向き合うべき」考えのママたちも、いざ「5実行」において葛藤があるように感じたんです。ヒアリングでね。
「スマホ見ずに100%子どもと向き合うべき」なのにできない自分が辛くて嫌になってしまう。だから他人の目がある場所に行って、物理的にスマホと離れられる環境を作ってるって。
ああ、、その結果が、ママのスマホ率の低さだったのかもしれない。
そこまでして子どもと100%向き合おうとする真摯な姿勢に感服するとともに、もうちょっと自分勝手になっていいんじゃないのかなあと心配になりました。半ば強制的に自分をべき論に寄せていくと、いずれ無理がたたって排気ガスが周囲に出ちゃうのかなと。
これはわたし自身の経験ですが、子どものために「頑張って」無理し続けると、その場は良い感じで過ごせても、巡り巡ってこどもやパートナーにイライラをぶつけちゃったんですよね。なんで!わたしは!こんなに頑張ってるのに!あなたたちは!わかってくれないの!って。
子どもたちにとったら、そんなん知らんがなですよね。
自己理解が最初の一歩かも
ヒアリングをしている中で、ステキだな、わたしもこうなりたいな、と思ったママがいました。お子さんももう高校生以上と大きくなられたプロママです。
その人は、「いかに自分がダメダメ人間か知ってる」と冒頭おっしゃり、当時ではまだ珍しいシッターサービスや一時保育、家事代行をばんばん利用しまくり育休中でも週に2日は自分時間を確保してたそうです。周りの目は気にならなかったそう。だって、ダメ人間なんだもんって。
ダメ人間という表現が適切かどうかはさておき、この自己理解からの自己承認が潔くてすがすがしいなと思いました。無理なものはムリ。良いも悪いもなにもない、自分はそういう人間だから。向いてないものは向いてない。だから、出来ないことが現れたってそこには悩む余地など一切なかったんですね。これも一種の「戦わないのに無敵」だなと思いました。
まわりにどう思われるかより、自分はどうしたいかが一番だなあと。子育ての選択肢に対して「正解」や「間違いじゃないもの」、「後ろ指されないもの」を基準にするんじゃなくて、「自分はどうしたいか」「自分がムリせずできることか」とまずは自分中心に考えてみればこころが楽になるのかなあ。
そんな気付きを与えてもらえました。
おしまい