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外反母趾、内反小趾
足の問題でよく聞かれる
「外反母趾」「内反小趾」とはご存じでしょうか?
足の変形をいいますが、原因は足だけじゃないかもしれません
外反母趾・内反小趾について
外反母趾について
外反母趾とは足の母趾が2趾側に曲がり変形していることです。
1趾の骨が出てくることで靴にあたりタコができた痛みを生じることも。
変形が進むことで足の横アーチが低下し足底にも痛みがあることがあります。
症状が進行すると最終的に母趾が2趾に重なってします。
内反小趾とは
内反小趾とは足の小趾が4趾側に曲がり変形していることです。
こちらも、小趾の骨が出てくることでタコができ、痛みを生じます。
曲がった小趾の爪がとなりの指に食い込んで傷つけたりすることもあります。
原因
足部の変形
足裏のアーチの低下によって、歩行時足幅がひろがり靴から外力を受けやすくなります。
足には「横アーチ」「内側縦アーチ」「外側縦アーチ」があり、着地時において衝撃を吸収する機能を果たしています。
これらが崩れることによって足部に負担がかかります。
他にも、オーバープロネーションといい、着地時にかかとの骨が内側に倒れ込みやすい状態のことを指します。
足関節の可動域低下
足関節の背屈可動域が下がることでつま先が外に向く形「toe-out」の形になります、歩行時に体重が足の外側に流れるようになり足部の問題を引き起こします。また、そこから膝の変形や腰部の痛みにもつながります。
合わないシューズ
先のとがった靴や狭い靴、大きすぎる靴でもなりやすくなります。
日常的にパンプスなどを履いていると母趾に負担がかかります。
またサイズが大きい靴では、靴の中で足が遊んでしまいアーチの低下など足部の様々な問題につながります。
靴の履き方にも靴ひもが常時緩いなどによって変形が引き起こされます
たまるやでできること、予防と対策
インソール
足裏から足の3つのアーチを補助することで衝撃緩衝能力が上がり、足の母趾や小趾への過剰な負担を軽減することができます。
たまるやでは専門的な資格を取得したスタッフが歩行を確認し、その人の足に合ったインソールをオーダーメイドで作成します。
足の形は人それぞれ違うので、どこが問題かをしっかり見極める必要があります。
靴の履き方
正しい靴の履き方で足のアーチが保たれます。
靴が大きすぎたり、靴紐が緩かったりすると靴の中で足が動いてしまい正しいアーチが保たれません、
運動療法
指の足趾を使うような運動をおこないます。
指のグー・チョキ・パーを行ったり、母趾を外転させるような運動、タオルギャザーといった足趾の屈筋を使うような運動を行います。
テーピング
痛みが強い場合一時的にですがテーピングも有効です。
足のアーチや靴の当たる部分を補助し痛みを抑えます。