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敬語ってやっぱり使うしかない

先日、商品の受け取りと、新調するものがあったため、たまにお世話になるお店へ行きました。
店長さんに対応していただき、色々説明を受けたり確認したり。
しっかり名前で呼んでくれるし、とても感じのよい接客だったのですが・・・
尊敬語と謙譲語がちょいちょい逆になる(笑)

恐らく私よりは若い店長さんだと思います。
最近はマスクで口元が隠れるので、目元の感じと対応で私より年配ではなさそうな感じ(私より上だと相当なベテラン感が出るので(笑))。

最初に言っておきます。
トータルで言ったら、とても感じが良かったです。

ちょっと気になったことを敢えて書いてるので、もしお店で働いている方とかいらっしゃればちょっと参考にしてもらえたら程度ですが・・・

そこのお店のやり方なのでしょうか、最後の最後に名刺を出して名乗られたのですが、ちょっと関わりそうだったら最初に名乗ってもよいのにな、なんて思いましたが、ま、タイミングもあるでしょう・・・。

お客さんに謙譲語

さてさて、タイトルの内容ですが、尊敬語と謙譲語、難しいですよね。
私も特にホテル時代はお客様との電話や対面での会話が非常に多かったので、たまに混乱!!発した後に赤面!!なんてことも・・・
メールなんかは考えながら、調べながらできるのでいいのですが、会話となると考えている余裕なんてありません。
いかに日頃から使い慣れているかです。

と考えると、あの店長さんはいつも間違えて使っていたのかな・・・💦

「(前回担当者の)○○から伺っているかもしれないのですが・・・」

ご自身が聞いてるよ、ってことであれば「伺う」ですが、相手が聞いてる場合は「お聞きになる」が正しいのです。

その動作の主語が自分であれば謙譲語「伺う」
その動作の主語が相手であれば尊敬語「お聞きになる」

例えば「あちらで聞いてください」と言いたい場合は
「あちらでお伺いください」
「あちらでお尋ねください」「あちらでお聞きください」
となります。

逆に「(自分が)前にも聞いたかもしれないけれど、もう一度教えて」といった自分が聞いたことについて聞く時は
「以前、伺ったかもしれないのですが、もう一度お聞きしてもよろしいですか」
のような感じですかね。

「お尋ねする」「お聞きする」は謙譲語
「お尋ねになる」「お聞きになる」は尊敬語

わかりにくいですよね・・・
その辺りの説明が書かれた記事をみつけましたので、文末の「参考記事」欄にリンクを貼っておきますね。
読んでも、ちょっと混乱します・・・

身内に尊敬語

その店長さん、その後に今度は自分たちに尊敬語を使ってたんですよね・・・
ここに例を、と思ったのに忘れちゃいました💦

よくある身内に尊敬語を使う例としては、お客さんや外部の方に対して、
「(上司の)〇〇がおっしゃってましたが」や
「(身内の)○○より伺っております」
のようなものがあります。
第3者が絡むとより分かりにくい敬語。

ちなみにこの例の正しい言い方としては、
「(上司の)○○が申しておりましたが」
「(身内の)○○から聞いております」

こればかりは慣れるしかないのです。
うっかり恥ずかしい思いをすることがないように、よく使いそうな言葉は、
①自分が使う場合
②上司を立てるために使う場合
③相手に身内のことを伝える場合

の3パターンを使いこなせるように、人がどう使っているかも意識しながら、実際に使っていくことを日常に取り込んでいくといいかと思います。
その前には違いを知っておかなければなりませんが。

正しい日本語がサッと使えるだけで、ちょっと信頼度があがりそう・・・な気がします。

🔶🔶🔶

毎回のことですが、あくまでも私個人の感じ方や考え方なので、
「そんな考えもあるんだね」とご理解の上、読んでいただければと思います💦

🔷🔷🔷

身に付けるのではなく、「磨く」ことを意識してみてはいかがでしょう✨

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