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今週の日記#85

今年もまた、お誕生月クーポンがちらほらと届くようになった。
ということは、日記を始めてからちょうど2年が経ったということだ。長い。長い、2年。
おととしの日記(書き始めたころ)に「再来年は歳が素数になるって考えたら、なんかや〜な感じ」と綴っていた。そうなる日までもうあと一ヵ月もない。いまは別に23という数字がや~な感じともなんとも思っていない。役所の書類や病院の問診票に書くだけの数字だ。いや、味気ないな。
中途半端な数字だなとは思う。サービス開始23周年!なんてイベントをやるサービスがあるだろうか?いや、あるとは思うんだけれど、たとえば25周年とかそういう10進数において区切りのいい数字のほうが、盛大な感じがある。23、中途半端。23が中途半端じゃなくなるのって何進数なんだろう。よくわからん。ごめん、情報系苦手なんだった、私。

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先週の日記ではメンタルがやられている様子を書いたが、週の半ばに定期通院で精神科に行き「生きているのがしんどいです」と吐露したところ、先生が慌てた様子で小さい手帳のようなものを取り出し、ひとつひとつ項目らしきものを指さしながら、私に質問をし始めた。うつ病診断チェックリストのようなものらしかった。「このチェックリストによれば、あなたはうつ病と診断できる状態にあります」と先生が眉を下げながら言ったので、私は笑ってしまいそうになった。私は、少なくとももう2年以上「うつ病」の名札を引っ提げさせられているのに。困り顔の先生をよそに、先生のまるでAIみたいな診断の仕方は、私と性格が似ていて面白いなとか考えていた。「診断書を出して休職するという道もありますし、入院する道もあります。」と言われたが、すべて断った。仕事はまだ研修期間なので休職なんてするわけにいかない。入院なんてもってのほかだ。「私はまだ大丈夫です」と伝えたが、それも客観的に自分を見ることができていない患者の戯言だと思われているのだろう。実際そうかもしれないし、私は私が思っている以上に私のことをよくわかっているのかもしれない。いつもの薬にプラスで頓服の薬を処方され、それを持って帰路につく。時間があったので、初めてローソンであんまんを買って食べてみた。あつあつで、美味しかった。

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バス停のベンチであんまんを食べていたらバスが来たことに気づかず、私の隣に座っていたおじいさんに「バスが来ましたよ」と声を掛けられて、すこし恥ずかしかった。
しんどかったので優先席に座っているとあとからおばあさんが乗車してきたので、席を譲った。いつもよりスマートに席を譲れたと思う。でも、「ありがとう」ではなく「ごめんなさいね」と言われた。ありがとうと言ってくれたらよかった。悪者にされた気分に勝手になりながらバスに揺られた。バス酔いを起こして帰宅後少し寝込んだ。

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なんか暗い話題ばかりで、やーね。

音読をした。音読が脳の活性化に良いとかなんとかって知ってから、定期的に音読をしている。
今日はこの本。

なんか図書館で借りて読んだことがあるような気がしたけれど、記憶にないということは読んでいないのと同じなので、購入。知力が全然ないことを嘆いている。最近の日記だって知性のかけらを振り絞っているような文章しか書けていない。これでなんとか、知的生活とやらができるようになるといいな。20ページくらい読んで、まだ核心には迫れていない。

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