![_PA011103_-_コピー_-_コピー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/2360678/rectangle_large_c6fbb5a7853bd4c5d4f9d8361985293e.jpg?width=1200)
#5 旅する土鍋オリーブの丘へ ②
大きな土鍋を日本から抱えてきました!どなたかトスカーナ料理を作ってくださる人はいませんか?…旅する土鍋は、そんな風に尋ねることから始まります。たくさんの人のおかげで成り立っているのです。
マンマの料理自慢大会
ご紹介いただく方は、本当に様々。料理レシピ本をつくろうとしているわけではなく、あくまでも土鍋が伝統料理や家庭料理を自慢していただく機会です。イタリアは“マンマの味”を老若男女とわず自慢する国。
そしてこちらからは日本食を自慢しながらお礼をする。土鍋がそんなステージになれば!
その土地の空気を料理に!
だからこそ、その料理や、料理してくださる方の背景が大切だと思っていて。その土地にわざわざ重い土鍋を持っていくというのは、その場の空間や土地の空気が必要なんです。料理する人の背景なんかもスパイスなんです。特に郷土料理は、地域に根付いた産物をつくる人の背景、伝授した人の背景など「ルーツ」や「足あと」が宿るものです。作品とともに同時発信していきたいものがコレ。
既にわたしの土鍋作品を所有してくださっている方へのオンガエシ、あるいはこれから土鍋にアプローチしてくださる方々へのコトハジメ。
それでは、チンツィアさんの背景を少しだけ、ショート日記でどうぞ。
※この記事はブックレット「旅する土鍋-それでも地球はまわる-」(2014年夏発行/協力CASE gallery/デザイン坂元夏樹・加川京)に掲載されたものに加筆・修正したものです。
「旅する土鍋マガジン」のご購読がお得です。
有料記事は「旅する土鍋」プロジェクトの取材資金、次期ブックレット発行資金とさせていただきます。(取材・著 Cocciorino我妻珠美)
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?