It is time to go!
旅というか、第二の故郷であるイタリアの滞在記を書くことが毎年どうしてもできない。毎回、渡航する前に「今回は日記を毎日つけるぞ」と誓う。が、それがどうしてもできない。
今回は条件も至極甘くして「毎日一行だけでも!」とハードルを下げたのにできなかったから、もうあきらめるしかない。日本ではこうしてnoteや他SNSに記録を残せるタイプなのだが、どうしてだろう。
あちらでの生活、インターネットを通したインプットが極端に減る。その代わりリアルな事が満々に入ってくる。インターネット経由の情報は「文字」であり、噛まなくてもカラダに入り込み、出る時も(失礼!)噛まないままの姿でスルスルとゆるめに漏らす(失礼!)。しかしリアルな情報は「目に映るイメージ」。一度脳に入り、咀嚼してからようやくアウトプットされる。そんなわけでなかなか記録は残せないのかもしれないと、うんちくを垂れてみる。(ああ失礼!)
もう夏は言ってしまったが、下の写真を見ていただこう。
わたしたちの船が小さな入り江に近づいても、なかなか飛び込めない青年。
我ながらいい瞬間が撮れたと思う。周りの子も見て欲しい。手をたたいて喜んでいる子。
もしかしたら青年は、あれこれ咀嚼するのに時間がかかり、そして彼は時を選んだのかもしれない。
Cocciorion 地球のかけら
「ようやく言葉にできる日記」
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