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デンマーク第1話「”夢を見つけるための学校”エフタースコーレ」
こんにちは!のぶはられいなです!😊
#ノブログ vol.3は、衝撃を受けた「デンマークの教育」について。
って決めて無心で書いてたらものすごい量になったので、デンマークの教育や文化については、今日から1回1エピソードで載せていくことにします!
世界一幸せな国と言われるデンマーク。幸せに生きるヒントや教育現場に活かせる考え方が見つかるかも。気軽に読んでみてください🍀
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留学する前の研修期間で、高校のときの原体験と向き合った私には、「誰も自分と同じような目に合わせたくない。夢を考える時間を一人でも多くの子の届けたい」という想いが芽生えていました。でも、そのために自分なんかに何ができるのか、全然思いつかなかった。
デンマークに何かヒントがあるんじゃないか?そんな期待を心に、幸せな国へと飛び立ちました✈️・:*+
デンマークの7日間は、、
衝撃のオンパレードでした。笑
もっともっとありますが、教育系でしぼってあげるとこんな感じ。日本だと考えられないものも混ざっていますね…!
今日はその中でも一番影響を受けた、エフタースコーレという学校について紹介します!
エフタースコーレは、全寮制で文化の異なる友達と生活を共にし、様々なアクティビティを通して、自分や人生何をしていきたいのか?とゆっくり向き合う時間のための学校です✨
スコーレ=School=学校。中学卒業後、任意でエフタースコーレに行くか直接高校に入学するかを選べる仕組みです。(ギャップイヤーみたいなイメージかな?)。今ではデンマーク半数近くの中学生がエフタースコーレで1年過ごしてから高校に行く、という道を選んでいるそうです。
事前研修でこれを見つけて、「まさに自分があのときにほしかったものが詰まってるやん!」と、ここに行くのをすごく楽しみにしていました😂
エフタースコーレでは、大きく2つの大事なことを学びました。
1.自然に「自分って?」の問いが生まれる環境
私は、「夢を見つけるための授業みたいなものが存在するのであろう!(((o(*゚▽゚*)o)))」とすごく期待して行ったけど、アクティビティはあるけれど、時間割も大学みたいな感じで、「キャリア」に特化した授業があるという訳ではありませんでした。
「自分と向き合うための学校」なのに、そういう授業なしでどうするんですか?と聞くとこうおっしゃいました。
文化や価値観が違う人達と対話して過ごすことで、こっちから何もしなくても自然と自分から「自分はどうありたいんだろう?」を考えるようになるんだよ。
「勉強しなさい」「もっとこうしたほうがいいよ」などと指導者から生徒に指示することができる限り少なくできるように工夫しているわ。なぜなら、教えたらその子が自らのタイミングで気づく機会を失うことになることになるからね。
そんな野放しにされて子どもたちが勉強するの?怪我したらどうするの?って思うくらいに、子どもそれぞれの「どうしたいか」という気持ちを尊重していました。
先生素敵な方だったなあ♡
2.きっかけをくれた男の子との出会い
私は幸運にも、エフタースコーレを卒業した、当時高校1年生の男の子に話を聞く機会がありました✨思い返すと、この出会いは自分の中でとても大きなきっかけになりました。(ここではAくんとさせていただきます🙏)
私「Aくんは、エフタースコーレに通ってよかった?」
A君「うん!ほんとによかった!!」
私「そうなんだ!どうしてよかったの?」
A君「自分の在り方や夢が見つかったからだよ。もともと音楽に漠然と興味はあったけど、エフタースコーレで色んなアクティビティを通して音楽に色々関わってみたり自分と向き合う中で、『僕は音楽を演奏するというよりか、音楽にこうやって関わるのがやりがいがあるし楽しい』っていうことに気づけたんだ!
将来それを仕事にしたいんだけど、それをするには、○△大学にいってこんなスキルや知識を身につける必要がある。でも、○△大学に行くには、今まではあまりしていなくて得意じゃない勉強を頑張らないといけない。
でも、叶えたい夢のためだから今は勉強もイチからしっかりやってて、勉強も含めて学校生活がとても充実しているよ😆」
私「(!!!!!)」
自分の夢を持ち未来にワクワクしている16歳の彼が、眩しく大人びて見えた。こんなふうに夢を持ったら人ってこんなに目が輝いて、他の人と比べるとかじゃなくて自分のモチベーションで努力できるんだなって、改めて感じた。
これがきっかけで、渡航前の「誰も自分と同じような目に合わせたくない。夢を考える時間を一人でも多くの子の届けたい」を実現する手段として、「日本にもエフタースコーレみたいな学校を作りたい」と考えるようになりました。
エフタースコーレ様々😭そしてAくんと出会えてほんとに良かった😭
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回第2話は、「暗記テストは時代遅れと言われました」です!
それではまた(^^)/~~~
2020.6.5 のぶはられいな