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あなたが今日「使った言葉」を書き出したあとに見えてくるものとは?

私たちが生活の中で使う言葉で、一般的によく使われている言葉をイメージしてみましょう。

例えば、「はい。承知いたしました」「ありがとうございます」「よろしくおねがいします」など、思い浮かぶ言葉がいくつかありますよね。

私自身が今日を振り返り、家庭と仕事の中で「よく使う言葉」を書き出してみると、このようになります↓

【仕事】

・「今日はお時間を作ってくださりありがとうございます」

・「それは素晴らしいですね」

・「○○さんのおかげでとても助かりました」

・「そのように言って頂いて嬉しいです」

・「○○さんのおっしゃるとおり(前置きとして名前を言う)・・・」

【家庭】

・「大好きだよ」

・「ありがとう」

・「嬉しいな~」

・「幸せだな~」

・「上手だね」

印象に残っている順でもありますが、確実にこれらの言葉は多く使っていますし、「使いたいと言葉」として日頃から意識している言葉でもあるので(意識していれば当然、言葉の使用頻度も増えます)今日に限らず、この1週間をさかのぼってみても、ほぼ同じ内容かもしれません。

ところで、「今日、使った言葉」を思い出す作業は、人によって簡単な場合と、困難な場合があります。

簡単だと感じる人は、一回一回の会話に対して「相手に合わせて伝えよう」「相手が傷つかないように伝えよう」など、目の前の相手に向き合いながら気遣いに徹しながら具体的に考えていたからかもしれません。

一方で、思い出す作業が困難だと感じる人は、相手の言葉の受け止め方や、言葉の選び方が少々ざっくりとしていて、相手の気持ちや会話の着地点などを明確にされないまま会話をしていたのかもしれません。

仮に、「今日、使った言葉」の中に、「でも」「ふーん」「最悪すぎる」「ダメだね」「終わってるね」などという言葉があったとしましょう。

使った言葉からわかることは、私たちがどのように物事を捉える傾向があるかです。

逆に言えば、物事をどのように捉えられる人になりたいかを考えていくことで言葉を変えれば物事の捉え方も変わるはずです。

「礼節のある人」「余裕のある人」「人を引き付けられる人」など、自分が理想とする人の考え方をイメージして、その人が使う(であろう)言葉をピックアップし、それらの言葉を毎日の習慣にしていくことで、物事の捉え方も同じ方向へ向かっていくのはないでしょうか。

それではあなたの番です!

あなたが「今日、使った言葉」を5つ上げてみてください。

そこから今のご自分が、どのように物事を捉えているかがわかります。

良い結果だったという人はそれを持続され、がっかりしてしまった人は、「明日、使う言葉」を今すぐ準備しておけばよいだけのことですから心配しないでください!

明日は今日よりも、本来あなたが最も使いたい言葉で過ごせますように。


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