残り約30年以上ある人生、キャリアにおける現状維持は悪なのか?
私はこれまで何においても「現状維持=悪」と考えていた。
小学生の頃は良い成績を取るために、中学や高校の頃は良い学校に入るために勉強を頑張ってきた。
社会人になった後ももっと稼ぐためと副業を何個もやってみたり、自己成長のためと土日に勉強したりすることを続けてきた。
どれも楽しいからというより、「今のままの自分ではいけない」「もっと成長しなきゃ」と何かにせっつかれてやってきた気がする。
そのかいあって、行きたい大学に行くことができたし、目標としていた年収も達成することができた。社会人になる時に目指していたフリーランス生活も1年間だけど経験できた。
半年くらい前までは、このままどんどん年収上げて稼いだる!!!って思ってた。
そんな中、自分の父親が突然他界した。
父は何か持病を抱えていた訳でもなく、不慮の事故で亡くなったのだ。
「人生は有限」
この言葉の意味は良く理解しているつもりだったが、現実的に捉えるようになった。
これまで主に「自己成長」をテーマに勉強や仕事を頑張ってきたが、
自分だっていつ〇ぬかわからないと思い始めたら、そんなことがどうでも良くなってきた。
しかし長年しみついた考えからは、なかなか抜け出せないものなのか、
何かしら頑張るものを追いかけてきた自分にとって、土日に自分のためだけの時間を過ごすことに、ものすごく罪悪感を感じる。でも頑張る気力が起きない。そんなギャップに苦しんでいる。
この三連休も昼過ぎまで寝て、Netflixを見て、何も生み出していない時間を過ごしているのが怖い。だけど半年前のように動けないでいる。
そんな自分を肯定したいためか「現状維持=悪じゃない」と考えるようになってきた。
正直今は頑張る理由が私にはないのだ。
生活できるお金は稼げている、将来子どもを産む予定もない、そして人生に多くを望んでいない。
住む場所があり、三食食べれて、たまに家族や彼氏と旅行に行ければそれで良いのだ。(あとは美容院にはいきたいかな。)
この生活を維持するために、これまでのように仕事を頑張る必要はない。
現状維持で何が悪い!!!
これが今の私の考えだ。
とはいえ、今の自分には罪悪感や後ろめたさがある。
現状維持は悪なのか。皆さんの考えをぜひ教えてください。