毎日王冠
毎日王冠はG2の中のG2、限りなくG1に近いG2です、
歴史と伝統があり、馬券になるにはG1並みの格が必要となります、
そこら辺の馬がたまたま馬券になることなど無いレースなのです、
過去10年の馬券になった馬の成績を①着、②着、③着に分けて纏めてみます、
【①着馬】
馬名(人気、年齢)
G1実績(無い場合は最高実績)
東京コースの重賞実績(無い場合は補足実績)
前走成績
2013年
エイシンフラッシュ(④人気、6才)
ダービー①、秋天①
ダービー①、秋天①
QE2世③
2014年
エアソミュール(⑧人気、5才)
無し(G3鳴尾記念①)
無し(白富士①(上がり33.7))
札幌記⑤
2015年
エイシンヒカリ(①人気、4才)
無し(G3エプソムC①)
エプソムC①(上がり34.6)
エプソムC①
2016年
ルージュバッグ(①、牝4才)
オークス②
オークス②、エプソムC①(上がり32.8)
エプソムC①
2017年
リアルスティール(③人気、5才)
秋天②、ドバイ①、皐月賞②
秋天②、共同通①
中山記⑧
2018年
アエロリット(①人気、牝4才)
NHK①、安田記②
NHK①、安田記②
安田記②
2019年
ダノンキングリー(①人気、3才)
ダービー②
ダービー②、共同通①
ダービー②
2020年
サリオス(①人気、3才)
ダービー②、朝日杯①
ダービー②、サウジRC①
ダービー②
2021年
シュネルマイスター(①人気、3才)
NHK①、安田記③
NHK①、安田記③
安田記③
2022年
サリオス(①人気、5才)
ダービー②、朝日杯①、安田記③
ダービー②、毎日王①、安田記③
安田記③
纏めますとかなりはっきりしています、
イレギュラー的な2014年エアソミュールを抜かすと、
①東京G1連対実績
②上がり馬の場合は4才①人気+エプソムC①着
今年、4才上がり馬タイプはいません、
ですので今年の①着候補は、
●ソングライン(安田記①①、ヴィクトリアM①、NHK②)
●シュネルマイスター(NHK①、安田記③②③)
この2頭しかいません、
【②着馬】
2013年
ジャスタウェイ(⑥人気、4才)
無し(G2毎日王②)
毎日王②、秋天⑥
関屋記②
2014年
サンレイレーザー(⑪人気、5才)
無し(G3エプソムC③)
エプソムC③
関屋記⑦
2015年
ディサイファ(④人気、6才)
無し(G2札幌記①)
エプソムC①③、毎日王④、秋天⑫(+0.6秒)
札幌記①
2016年
アンビシャス(③人気、4才)
無し(秋天⑤)
秋天⑤、毎日王⑥、共同通③
宝塚記⑯
2017年
サトノアラジン(⑤人気、6才)
安田記①
安田記①、京王杯①エプソムC②、共同通③
安田記①
2018年
ステルヴィオ(③人気、3才)
朝日杯②
サウジRC②
ダービー⑧
2019年
アエロリット(②人気、牝5才)
NHK①、安田記②②
NHK①、安田記②②、毎日王①
安田記②
2020年
ダイワキャグニー(④人気、6才)
無し(G3エプソムC①)
エプソムC①、毎日王④⑦
エプソムC①
2021年
ダノンキングリー(②人気、5才)
ダービー②、安田記①
ダービー②、安田記①、毎日王①、共同通①
安田記①
2022年
ジャスティンカフェ(③人気、4才)
無し
無し(湘南S①(上がり32.9))
エプソムC④
纏めますと、①着馬のようなG1実績が無い馬でも大丈夫ですが、②着馬にもかなり厳しい実績が必要です、
①東京G1連対実績
②複数の重要東京コース重賞(前年の毎日王、前年の秋天、エプソムC、共同通信杯)実績
③上がり馬+東京コースで上がり33秒を出せる事
東京コース実績では必ずしも連対しなければいけないことはありません、
エプソムC③④着でもいいのです、
特に前年の秋天実績なら、ディサイファの⑫着でも勝ち馬と0.6差なら十分好走と見なしていいのです、
これが東京コース実績です、
そうなりますと今年の②着候補は人気2頭以外では、
●ジャスティンカフェ(毎日王②、エプソムC①)
だけになります、
ですので馬連はこの人気3頭に絞って構わないと思います、
【③着馬】
2013年
クラレント(⑤人気、4才)
NHK③
エプソムC①、富士S①、東京新①
エプソムC①
2014年
スピルバーグ(⑤人気、5才)
無し
共同通③
メイS①
2015年
イスラボニータ(⑦人気、4才)
ダービー②、皐月賞①
ダービー②、秋天③、共同通①、東スポ①
中山記⑤
2016年
ヒストリカル(⑪人気、7才)
無し(G3毎日杯①)
無し(エプソムC⑥(上がり33.0))
エプソムC⑥
2017年
グレーターロンドン(④人気、5才)
無し
安田記④(+0.2秒差)
安田記④
2018年
キセキ(⑥人気、4才)
菊花賞①
無し
宝塚記⑧
2019年
インディチャンプ(③人気、4才)
安田記①
安田記①、東京新①
安田記念①
2020年
サンレイポケット(⑤人気、5才)
無し
無し
新潟記③(上がり32.4)
2021年
ポタジェ(④人気、4才)
無し(G3新潟大②)
無し(白富士S①)
新潟大②
2022年
ダノンザキッド(④人気、4才)
ホープフル①
安田記⑥(+0.2秒差)、東スポ①
関屋記③
③になりますとかなり条件は緩みます、
G1実績やコース実績が無くとも、32秒台の速い上がりが出せて前走の着順が良ければ来れます、
条件として纏めると、
①G1馬
②東京コース実績
③速い上がりが出せて+前走主に新潟で好走している
今年この条件に当てはまるのは、
●アドマイヤハダル(前走新潟オープン②着(上がり33.4、タイム1.44.5の好タイム)、6走前に東京白富士Sでジャックドールの②着、タイム1.57.6の高速タイム)
可能性のあるのはこの馬ただ1頭になります、
アドマイヤハダルは近走では六甲Sを抜かし全て好走しています、
データ的(東京コース実績)には推せませんが、その他で注意するべき馬は2頭います、
●エルトンバローズ
・前走重賞勝ち馬
・調教抜群
●ウインカーネリアン
・重賞2勝馬
・東京重賞勝ち馬
・皐月賞④着とG1実績がある
・単騎逃げが期待される
以上今年の毎日王冠を纏めますと、
①今年のメンバーでは上位人気馬3頭の実績が抜けており、この3頭で決まる可能性は高い
②1角が崩れるならウインカーネリアン、エルトンバローズ、アドマイヤハダルのどの馬かの前残りの3着付け
となります、
問題は◎をソングラインとシュネルマイスターのどちらにするかですが、
私はソングラインにします、
理由はまず調教が抜群であること、
そしてシュネルマイスターが①番枠に入りスムーズな直線での加速が出来ない可能性があること、です、
シュネルマイスターは内枠に入ると総じて外に出すのに手間取り、指し届かずの馬券外が多くなります、
印付けです、
◎⑩ソングライン
◯①シュネルマイスター
▲⑧ジャスティンカフェ
△④アドマイヤハダル
△⑥エルトンバローズ
△⑦ウインカーネリアン
馬券は、
⑩の単複!
馬連⑩-①⑧
3連複⑩-①⑧-①⑧④⑥⑦
3連単⑩→①⑧→①⑧④
以上、